【妊娠33週】胎児と母体の症状で知っておきたいこと

妊娠33週

妊娠33週目になると、赤ちゃんの頭位がしっかり落ち着くようになります。

この時期の赤ちゃんは、子宮の中でぎゅうぎゅうの状態になりつつも動くので、お腹の上からでも動きが確認できるようになるのですが、赤ちゃんは段々と大きくなるにつれて自由に動けなくなっていきますし、胎動の回数も個人差がありますが徐々に減っていきます。

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妊娠33週の胎児やお腹の状態

妊娠33週のお母さんのお腹と胎児の様子

赤ちゃんの五感がますます高まります

妊娠33週 胎児 の様子

これまで少しずつ五感が発達してきましたが、とうとう全部が完成します。聴覚や嗅覚はこの時点ですでに成人にほぼ等しい機能が備わりましたが、触覚も敏感になってきて、自分の手が触れたものの感覚や痛みが分かります。赤ちゃんは、羊水を飲みつつその味を感じられるようになっています。お腹の中でも光を感じられますし、大きな音にビックリしたり、怒りの感情を覚えたり、笑ったりしています。

視覚は「見る」準備が整った程度で、また子宮内は暗闇なので胎児が実際に何かを見る事はありません。この時の胎児の目は青っぽいのですが、それはまだ色素沈着していないから。目の色が出来るのは出産後数週間してからです。

脳はまだ完成に至っておらず、体温調整などもまだまだ完璧にできるわけではないのですが、それでも人間的な精神は育っていますし、この時期の赤ちゃんは充分、人間らしくなっているのです。

羊水の中で痛みを感じる事はほとんどありませんが、出産時に陣痛が長引くと胎児が苦しさを感じる事が良くあるので、なるべくなら陣痛を長引かせないよう、今から体力と筋力を付けておきたいですね。

羊水を飲みつつ出産の準備をしています

妊娠33週 胎児 胎盤 羊水 の様子

赤ちゃんは呼吸の練習のために羊水を飲み込むことを続けていますし、この練習はお母さんのおっぱいを飲むための練習でもあります。

赤ちゃんは子宮の中で絶えず、こういった練習をしているので、外に出てからすぐに、呼吸ができるようにもなりますし、お母さんのおっぱいも吸えるようになります。子宮の中では排泄活動もおこなわれていますし、お母さんからは見えないところで一生懸命、産まれた後のための準備をおこなっているのです。

逆子や胎位について

胎児の逆子や胎位

33週目の赤ちゃんは、頭囲が急激に発達します。頭が大きくなるとお母さんのお腹もますます張るので、寝苦しくなってしまう方も多いのですが、赤ちゃんの頭囲が大きくなるということは、下向きの状態のままそこに落ち着くようになるということでもありますし、下向きのまま落ち着いてくれれば逆子の心配はあまりありません。

しかし逆子の場合は、帝王切開になるケースがありお母さんは心配です。逆子の予防、改善方法は逆子体操や、逆子になりにくい寝方、冷え性改善、外回転術などがあります。詳しくは:逆子について知っておきたいこと

胎児は一定の周期で就寝しています

妊娠33週 胎児 頭 顔 の様子

33週目の赤ちゃんは、お腹の中で寝たり起きたりを頻繁に繰り返しています。赤ちゃんは大体、一定の周期で就寝しています。起きている間は指しゃぶりをしたりあくびをしたり排泄したりして過ごし、寝ている時は丸まったままの状態で沈黙しています。

この時期に激しい音を聴かせてしまうと赤ちゃんが起きてしまい、睡眠リズムが崩れてストレスが溜まってしまうので、激しい音楽を聴くのは避けるようにしておきましょう。

胎動の動きに異変を感じた場合は

胎動の動きに異変を感じた場合は

この時期になると胎動が少なくなるものなのですが、稀に胎動に明らかな異変が感じられるような時もあります。

早産の可能性もまだまだ捨てきれない時期ですので、お腹の中の様子を怪しく感じた場合はすぐに産婦人科へ行くようにし、赤ちゃんの様子を診てもらうようにしましょう。

また、様子がおかしいと感じた場合は手を当てて中の様子をうかがうなどして、いつもとどのように胎動が違うかといったところをチェックしてみてください。詳しくは:胎動について知っておきたいこと

子宮の中から音がする?

子宮の中から音がする?

骨もずいぶんしっかりしてきましたが、まだ柔らかく曲がりやすい状態です。同様に関節もまだまだ硬くなっていないので、子宮の中で胎児は時折びっくりするような体勢をとる事があります。前屈状態で顔の前に足があったり、正座しているなんて格好も良く見られるほどです。

また、この頃はお腹を押されたり衝撃が加わった時に、お腹の中で何かが折れるような音が聞こえる事があり、「もしかして赤ちゃんの骨が折れた?」なんて大抵のお母さんは驚きます。

実はこの音は胎児の関節が鳴る音やおしゃぶりをした指を引き抜いた時に出る音で、心配する必要はありません。胎児が順調に大きくなっている証の一つだともいえます。

アレルギーと胎児の関係

アレルギーと胎児

免疫抗体はすでに母親から胎盤を通して移行されていますが、胎児が自ら作り出す免疫抗体というのもあります。免疫グロブリンは5種類ありますが、そのうち胎盤を通るのはIgGのみですが、IgMやT細胞といったものはこの頃から胎児自身が作り出すようになり、簡単なものなら対処ができるようになります。

アレルギーの原因となるIgEは一般的には胎盤を通さないとされていますが、胎児の血中にIgEを認めた研究もあるため、胎児が作るのか母親から移行するのかははっきりしていません。

しかし、どうすることもできないですが、アレルギーの遺伝は気になります。アレルギーを持つ方は胎児に移る可能性を少しでも低くするために、極力アレルギー源(食事、ハウスダスト、ダニ、カビ等)を気をつけましょう。

妊娠33週の母体の症状などについて

少しずつ「前駆陣痛」が始まります

少しずつ「前駆陣痛」が始まります

33週目になると、「前駆陣痛」が始まります。前駆陣痛とは陣痛の練習のようなものなのですが、やはり練習とはいえ痛みは本格的ですし、前駆陣痛が始まると鬱になってしまうお母さんも多くなっています。

妊娠陣痛はたしかに、非常に辛く苦しい症状ではあるのですが、こういった痛みを経験しておくと出産に対する恐怖感も薄れますし、いざ出産ということになっても、焦らずに対処できるようになるのです。

手根管症候群になった場合は

手根管症候群になった場合は

妊娠には細かな身体の不調がたくさん表れますが、一番困るのがこの手根管症候群かもしれません。これは手の正中神経が束になって通る管のような部分で、神経が圧迫される事で起こる手の痺れや痛み、しびれをさします。

妊娠中や更年期の女性に多いため女性ホルモンが関係していると言われていますが、実際の原因は良く分かっていません。対策としてはギプスやサポーターを用いて手首を動かさない事や、ビタミン剤の服用などがあります。身体が思いうえに手も動かしづらいとあっては不安かもしれませんが、産後は回復するのであまり心配しないようにしましょう。

つわりが激しい場合も痩せすぎには注意

つわりが激しい場合も痩せすぎには注意です

つわりは個人差が非常に激しいので、早々につわりが終わってしまう人もいれば、9ヶ月目のこの時期になっても激しいつわりに悩まされている人もいます。つわりがあまりにも激しく、食事もまともに摂れなくなっている場合は、間食でもいいので何か、口にするようにしましょう。

体重が減りすぎてしまうと未熟児を出産することになってしまいますし、体重が減りすぎてしまうと出産のための体力が失われてしまうので、出産によって生死が左右するようになってしまいます。

体重増加に注意が必要

うっかりして体重が増えてしまわないように注意

出産まであと残りわずか、という時期なので、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。妊娠後期ということで疲労が出てしまうこともありますし、気が抜けて運動を怠ったり、好きな物ばかり食べてしまったりしがちなのですが、まだまだ赤ちゃんの機能は完全ではありません。

栄養バランスには依然として気を付けるようにするべきですし、できればウォーキングも毎日しておいた方が良いので、体重計に毎日乗るようにしつつ、健康管理も徹底しましょう。

足の付け根が張って辛い場合は・・・

足の付け根が張って辛い場合は・・・

33週目になると腹部がますます大きくなり、身体全体が重たくなります。胎児と羊水の重さはこの頃には3kg前後になり、体重はこの頃には妊娠前の5~15kg程度も増えます。その重さがすべて恥骨や足の付け根付近にかかってくるので、しばらく立っているだけでこれらの部分が痛くなってきます。

特に恥骨は大きくなる子宮を支えるため、また出産時に産道を広げるために、結合部分を緩めるホルモンが分泌されているのですが、緩んだ分直接子宮の重さがかかってくるので痛みを感じるのです。

出産後半年くらいでほとんどの方が改善しますが、妊娠中は改善ではなく痛みをやり過ごす方法しかありません。足の付け根などが張って痛い場合は、やはり横になって安静にするのが一番ですが、その他に運動や入浴で身体を温めるのも効果的です。とにかく無理せず休むようにしましょう。

睡眠不足に悩みがちになる場合も

睡眠不足に悩みがちになる場合も

33週目に入ると、お腹の大きさによって寝苦しさを感じてしまいがちです。今までは仰向けで寝ることができていた人も、33週目に入ると眠ることができなくなり、寝返りを打つことが増えたり、逆に寝返りを打てなくなってしまったりするので、睡眠の質が悪化しやすいのです。

睡眠不足が続くと赤ちゃんにまでストレスが伝わってしまうので、ラクになれる体勢を探すようにし、最もラクになれる体勢で寝るようにしましょう。

便秘が酷い場合は漢方を試してみては

便秘が酷い場合は漢方を飲んでみましょう

便秘がいつまでも続いてしまい中々改善しない時は、漢方を使うようにすると改善する場合があります。自分に合わないもあるので、漢方を使っても便秘が解消しないといった方も中にはいるのですが、そういった場合も自分に合う薬を模索しつつ使うようにしていくと、辛かった便秘も自然と解消していくようになるのです。

疲労困憊しがちな時期です

疲労困憊しがちな時期です

妊娠期間も33週目になると、さすがに疲れが溜まってきます。33週目に入ると今までの疲労が肩こりや腰痛、身体の倦怠感としてドッと出てしまう傾向にあり、寝込むようになるお母さんも多いのですが、家に引きこもりがちになると今度は身体に肉がつきすぎてしまい、産道が狭くなりがちです。

お風呂にゆっくり入るなどして疲れを取りつつも、ウォーキングなども定期的にしておいた方が安産には効果的なので、運動もしっかりとおこなうようにしましょう。

保育園選びは今から

保育園選びは今から

産休を取る方で、いつ復帰するかを決めるのに重要なポイントになるのが保育園選びです。出産してから選んでは募集時期に合わなかったり近くの保育園は満員だったりと、復帰するのもなかなか難しくなってしまいます。役所や口コミなどで情報を集めて、出産後なるべくスムーズに会社復帰できるよう、今から行動を開始しましょう。

妊娠33週お腹の張り,腹痛,出血,破水,早産

妊娠後期、臨月・正産期・過産期・早産・切迫早産いつからいつまで 出産予定日いつ 一覧表

妊娠33週は早く妊娠から解放されたい気持ちを持ちで様々ななことで油断しがちな時期となり、無理をしてお腹の張ってしましり、前駆陣痛、陣痛、胎動、腹痛の区別がつきにくい妊婦さんのいらっしゃいます。

出血、おりもの、破水なども出産の兆候ですので注意深くチェックすることで、切迫早産、早産の兆候がわかります。

早産で出産した場合の赤ちゃんは

この時期に赤ちゃんが産まれてきてしまった場合

妊娠37週から42週までの出産を正期産といいますが、これは胎児が子宮の外に出ても十分に対応していけるよう身体の機能が完成しているからです。妊娠9ヶ月に入れば体液循環システムはもちろん最重要な肺機能・脳などすべて完成するので、もしこの週に早産になったとしてもあまり心配する事はありません。

37週目以前までに産まれた赤ちゃんは「早産」という扱いになります。33週目の時点で産まれてしまった場合も、早産という扱いになりますし、赤ちゃんを早く産みすぎてしまうと、健康上の問題なども出てきやすいのですが、早産で誕生する赤ちゃんの大多数は、最新の医療によって健康的に生きていくようになるのです。

臨月を待たずに赤ちゃんが産まれてきてしまったとしても、助かる場合が大半なので、不安を抱えすぎないようにしましょう。

33週の胎児の体重は1600~2300gと低体重児の範囲に入ってしまうのと体温調節機能が少々未熟なため、出産後は保育器で経過観察をする必要がありますが、それ未満の週で生まれてしまった赤ちゃんよりも短期間で退院でき、後遺症もあまり心配はいりません。低出生体重児は2,500g未満で産まれた赤ちゃんのことです。

詳しく:妊娠後期腹痛陣痛兆候切迫早産早産おしるし破水帝王切開

妊娠33週の体験談

早産で3歳まで要経過観察ですが問題なし

早産で3歳まで要経過観察ですが問題なし

我が家の3人兄弟は全員早産で生まれました。一人目は30週、二人目は33週、三人目は35週ですが、3人目の子は、かかりつけの産婦人科の先生が判断して陣痛を止めずにそのまま出産しまいした。

35週が先生の中の線引きで、他の2人は陣痛が始まるとすぐに張り止めで救急病院に搬送され、張り止めも効かなかったのでそのまま出産となりましたが、NICUで管理することになりました。

三人目の子どもだけが保育器に入ることなく、1週間で退院し、たった数日でも赤ちゃんにとってはおなかの中にいる密度がとても濃いことを実感しました。3人とも、3歳まで要経過観察をですが、いまのところまったく問題なく成長してくれており、一安心しています。MMさん 38歳

双子の妊娠で妊娠高血圧症候群に

双子の妊娠で妊娠高血圧症候群に

妊娠33週目で妊娠高血圧症候群となり、直ちに入院することになりました。そもそも双子を身ごもっていたため出産でのリスクも高く、妊娠高血圧症候群で万が一何かがあってからでは遅いので、そのまま出産まで入院となったのです。

さらにお腹にいた子供の体重は一人が千グラムと極端に小さく、33週目に入ってこの体重では安全に出産ができる保障がなく、入院して食事管理をすることで少しでも子供を大きく育ててから出産に備えることになったのでした。

また私自身には足にむくみがあったり、貧血気味だったりとしたのですが、入院して安静にすることで何とか37週目で少し早いですが無事出産ができました。出産後、子供たちはしばらく保育器に入ったものの、二人とも健康に生まれて来てくれました。 Eさん 28歳

切迫早産で2週間の絶対安静入院

切迫早産で2週間の絶対安静入院

妊娠33週の時にお腹の張りがひどくなり、切迫早産だと診断されました。入院してトイレ以外絶対安静だと言われてしまいました。

上の子がまだ2歳だったので心配でしたがお義母さんに入院期間中お世話になることにしました。それから2週間して安定してきているので退院して、家でもあまり動かないように気をつけていました。

正期産に入ってすぐの健診でもう子宮口が開いていると言われてその次の日に生まれました。37週と1日目でした。予定日よりも少し早い出産でしたが入院して安静にしておいたおかげで何とか早産を避ける事ができて本当によかったです。 Tさん 33歳

おなかが大きすぎて・・ダブルで対応

おなかが大きすぎて・・ダブルで対応

妊娠33週のことです。お腹も大きくなり、自転車にも乗りにくくなっていたため、近くのスーパーまで歩いていこうとしたときです。普段あまり歩かなかったので、久しぶりに歩こうと思ったら、5分歩くか歩かないかのうちに脚の付け根というより、いわば恥骨のあたりが痛くて痛くて歩くのが辛くなってしまいました。

お腹が大きくて重いのと、それを支える柔らかい布でできた妊婦帯では弱かったのか、歩くのがすっかり嫌になってしまいました。とにかく骨盤を安定させるベルトと、お腹を支えるベルトで、なんとか歩くことができましたが、いろいろ巻くと座るときにつっかえて、難しいところではありました。  Yさん 30歳

まとめ

33週~34週ごろから産休に入る方も多く、お母さんの中にはこの頃からやっと、おうちでラクに過ごせるようになる方もいます。しかし、妊娠陣痛が始まる時期でもありますし、健康管理には依然として注意が必要です。

油断して太りすぎてしまうと、出産が非常に辛いものになってしまうので、ウォーキングをするなどして体重をコントロールするようにしましょう。

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