【妊娠6ヶ月】胎児と母体の症状で知っておきたいこと

妊娠6ヶ月

妊娠6ヶ月目になると、胎児はますます大きくなってきます。腹が大きくなり体重増加に伴い体重管理が大変な時期でもあります。胎動を感じたり、性別がはっきりわかったりと赤ちゃんを実感できる時期です。

安定期この頃から子育てのための準備をしておくと後になってから非常に、楽であり、この時期にどういった準備をしたかが後々の子育てに大きく響くので、計画通りに子育てを進めたいといったことを考えているのであれば、この時期に子育てのための具体的な準備を進めておきましょう。

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妊娠6ヶ月の胎児の成長、お腹の様子

赤ちゃんの大きさは600g程度に成長

妊娠6ヶ月 胎児 へその緒 の様子

個人差はありますが、妊娠6ヶ月目になると赤ちゃんの大きさは250g~600g程度にまで成長します。

徐々に身体に脂肪がつきはじめ、シワシワだった身体が段々とぷくぷくとした白ピンクの皮膚をまとうようになってきます。身長も25cm程度にまで成長しますし、5ヶ月目以降は成長スピードも段々と加速するようになってくるのです。

胎脂という白ピンク皮脂に全身に

胎脂という白ピンク皮脂に全身にまといます

胎児は胎毛というものが全身に生えていて、羊水の刺激を抑えていますが、この1ヶ月で胎脂というクリーム状のものが全身の皮膚につきます。

これは胎毛と同じく羊水の刺激から胎児を守ったり体温調節の働きをするもので、さらに出産時に胎児が産道を通りやすいよう潤滑油の役目も果たします。妊娠5ヶ月頃から代謝システムが出来上がり、胎児は自分で熱を生めるようになりますが、まだその熱は小さいものなので熱を奪われないように胎脂が守ってくれます。

妊娠6ヶ月胎動について

妊娠6ヶ月胎動について

「妊娠5ヶ月の時点では胎動をあまり感じられなかった」という人も、6ヶ月目に突入するとほとんどの場合、胎動を感じられるようになります。妊娠6ヶ月は子宮低長の上端がおへそまで来て、胎児は子宮の中を動き回るので、おへそから下腹部までのいろんな部分で胎動を感じらます。

「お腹の中にたしかに我が子が存在している」と感じられるようになると、出産をする実感が湧くと共に母としての実感も湧くので、この頃はより前向きな気持ちが芽生え、気が引き締まるようになることでしょう。1日のほとんどを寝てすごしている胎児が、お母さんに自分を主張する数少ない時間なので、ぜひ母子でコミュニケーションをとってください。

妊娠6ヶ月胎教 声が聞こえるように

赤ちゃんに声が聞こえるようになります

妊娠6ヶ月になると顔もハッキリしてきますし、声も聞こえるようになってきます。赤ちゃんに話しかけることによってリラックス効果を得ることができるので、きちんと赤ちゃんに話しかけるようにしましょう。喉の問題で話しかけることができない方の場合も、音楽を聞かせてみたり、指で小さく叩いてみたりすると良いので、色々な方法を試してみてください。

お腹の羊水が増え始める時期

お腹の羊水が増え始める時期

この時期になると、羊水がたっぷりお腹の中に溜まるようになります。羊水は赤ちゃんを衝撃に守るための緩衝剤となってくれるので、以前よりも神経質に行動せずにすむようになり、気分的にもラクになってきます。

きちんと37度程度の温度が保たれるようになっているのですが、やはり母体が冷えてしまうとそれが羊水の温度にまで影響してしまうので、できるだけ身体は冷やさないように心がけましょう。

妊娠6ヶ月性別がはっきりわかるように

妊娠6ヶ月性別がはっきりわかるように

 

この時期になると、産婦人科で男の子か女の子かということがわかるようになります。超音波検査で調べることができるので、確認したい方はぜひとも確認するようにしましょう。

6ヶ月目の時点で性別をきちんと確認しておくと、名前を考える時間を多く取ることができるので、出産予定日までに周囲の方としっかりと名前を相談し、決めておくようにしましょう。

眉毛・まつ毛・毛髪が生え始めます

妊娠23週 胎児エコー 超音波 写真

妊娠12週目頃からあちこちに毛が生えてきますが、妊娠6ヶ月頃になると眉毛・まつ毛・毛髪が生えるようになります。これらは胎毛と違って普通の毛なのですが、新陳代謝が活発なため2週間ほどでぬけてしまい、再び生えてくるサイクルを繰り返します。

通常のエコーで毛髪や眉毛・まつ毛を確認するのは難しいですが、3D・4Dといった詳細な部分まで良く見えるエコーならば、確認できるかも知れません。

妊娠6ヶ月の母体の症状などについて

妊娠6ヶ月体重増加、管理について

妊娠6ヶ月体重増加、管理について

妊娠中の体重増加は毎週500g増を目安に、体重変化をグラフにすると緩やかなカーブを描くのが理想です。しかし、そう上手くはいかないもの。

つわりが終わって食欲が出てきたのに加えて、低血糖の状態が続くので食欲が非常に湧いてくるようになり、周りも妊娠中だからと食べ過ぎるのを止める方はあまりいないのではないため、急激に体重が増えてしまうのです。

急激に体重が増えると糖尿病や妊娠高血圧症候群、胎児が産道を通り抜けるのが大変になるほどの巨大児になってしまう可能性が高くなり、母子ともども良い事は何一つありません。上手く調節して増えすぎないように注意しましょう。

詳しく:妊婦の体重管理について知っておきたいこと

乳首の黒ずみなどが顕著に

乳首の黒ずみなどが顕著になってきます

この時期はホルモンの影響で肌に変化が起きやすくなっています。乳首が一気に黒ずんできたり、シミやそばかすができたりといった肌トラブルが顕著になってくるので、日焼け止めを塗ったり美白クリームを塗ったりといった形で対処するようにしましょう。

ただし、乳首周りに塗るものに関してはかなり注意するべきであり、間違っておかしなものを塗ってしまうとその後赤ちゃんに母乳を飲ませるときにかなり苦労することになるので、気をつけるようにしましょう。

お腹の冷えは絶対NG

お腹の冷えは絶対NG

この頃になると、お腹は前に出っ張るように大きくなっています。今までは使うことができていたTシャツなどもサイズが合わなくなり、お腹がはみ出してしまうことなども出てくるので、出来るだけきちんとした衣類を揃えるようにし、必要があればマタニティウェアやマタニティランジェリーなども購入しておくようにしましょう。

無理してサイズの小さいものを着続けてしまうと、それによってお腹が冷えてしまって血行が悪くなってしまうので、気をつけなければなりません。

「初乳」が出るお母さんも

この時期に「初乳」が出るお母さんも

入浴中に胸を搾ってみると、「初乳(しょにゅう)」が出ることがあります。初乳とは、産後初めて出るお乳のことを指し、初乳の後に出るお乳のことは母乳と呼ぶことで区別しているのですが、早い人だと6ヶ月目の時点で黄色みのある初乳を確認することができるので、お風呂に入った際などに試してみるようにしましょう。

もちろん、この時期に初乳が出なかったからといって不安に思う必要はありません。大体の方は、産後すぐに初乳を確認できるので、焦りは禁物です。

妊娠6ヶ月便秘について

便秘になりやすい時期なので消化にいいものを

ホルモンの影響を受けることにより、便通がどうしても悪くなってしまいます。消化に良いものを食べるようにすると胃腸に負担が掛からなくなり、疲労感も取れるようになってくるので、油っこいものや肉料理など、胃腸に負担を掛けるものは消化に時間がかかるようなものは摂取しないようにし、野菜たっぷりのおじやなどを食べるようにしてみましょう。

同じものを摂取し続けるよりも、色々なものを摂取した方が赤ちゃんも喜ぶので、栄養バランスを気にしつつ食べるようにしてみてください。

シートベルトの締め方にも注意

シートベルトの締め方にも注意が必要

この時期にあると移動が困難になってしまうことも多く、自転車やバイクを使うことを控える方も多いのですが、そうなってくるとやはり車を乗る機会が増え、シートベルトをする機会も増えるようになってきます。

シートベルトは一見するとそこまでお腹を締め付けていないように思えるのですが、長時間締め続けているとやはり赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまうので、なるべく子宮を避けて締めるようにし、きつく感じる場合は定期的に車を降り、休憩を挟むなどしてドライブするようにしましょう。

脚がむくむようになってきます

脚がむくむようになってきます

お腹が大きくなるため、というのもあるのですが、ホルモンの関係でカリウムが少なくなってしまうのもあって、何かと脚がむくみがちになってきます。

脚のむくみを取るにはこまめに水分を補給したり、塩分を控えたりすることが重要なので、塩辛い食べ物はなるべく控えるようにしておきましょう。寝る時に脚の下にクッションを挟むことなども効果的なので、むくみ対策を万全にしてみてください。

妊娠6ヶ月お腹が張りについて

お腹が張るようになり、家事や仕事が困難になることも

体調が安定していても自分の体重が増えて、お腹が大きくなる事によりバランスが崩れやすくなって気をつかいますよね。また糖質は胎児に最優先に流れるため、いつも通りに動いていてもすぐ低血糖状態になります。この頃になってくると身体のバランスを取ることができるようになっており、お腹の大きさに振り回されずに生活できるようになってきます。

しかし、大きなお腹で生活するのはやはり大変ですし、家事をするだけで疲れてしまったり、腰に負担を感じることが増えてきて、何をするにも休む休みになってしまいがちです。

周囲の人は決して、妊婦さんに無理をさせたいとは思っていないはずなので、家事をするのが困難な場合はサボることも検討し、何も手につかない時のために冷凍食品などを買い込んでおくようにしましょう。冷凍食品があると家事を休みやすくなり、少しだけ気がラクになります。

お母さんが疲れればお腹の張りが強く冷えて固くなり、お腹の赤ちゃんのためにも良くありません。仕事の合間に休憩を入れて、仕事自体も簡単に終わらせるように工夫してみてください。

里帰りするならそろそろ準備

里帰りするならそろそろ準備

実家から離れて暮らしていて、出産後はやはり周りのサポートが必要だからと里帰りして出産する方も多いでしょう。

もし里帰り出産を計画しているのならば、体調が安定している今のうちに一度帰って出産する病院を選び、出来るのならば一度受診して里帰り出産である事を伝えておきましょう。

臨月に近くなって里帰りしてから始めて受診しようと思っても、その時期では出産時のトラブルの可能性を考慮して初診を嫌がる病院も少なくありません。出産する病院を決めたら、今通っている産婦人科医から紹介状を書いてもらうとスムーズに移れますので、お願いしてみましょう。

妊娠6ヶ月に妊娠に気づいた場合

ビックリマーク

最近では性の低年齢化が進んでおり、14~16歳の児童らは6ヶ月目(20~23週の時期)に妊娠していることに気づきがちです。この時期にはもうすっかりお腹が大きくなっているので、焦ってまず何をするべきかを見失ってしまうかもしれませんが、一番良いのは「信頼できる大人」に相談することです。

ご両親に打ち明けるのが一番ですが、それがしづらい場合は保健室の先生に相談するという手もあるので、一人で抱え込まないようにしましょう。

妊娠6ヶ月の出血や腹痛 流産・早産

流産のいつからいつまで時期、切迫流産、切迫早産、稽留流産、化学流産、初期流産、後期流産、切迫早産、早産の一覧表

妊娠6ヶ月の流産・早産の兆候は、疲れや冷えなどでお腹の張り、腹痛などから破水、出血し流産、早産となります。

原因としては、妊娠高血圧症候群、前置胎盤、低置胎盤、子宮頸管炎、絨毛膜羊膜炎、細菌性膣症、子宮筋腫、子宮頸管無力症、子宮奇形、羊水過多症、羊水過小症、多胎妊娠、妊娠糖尿病、疲労、ストレス、喫煙、飲酒、早産経験者、高齢出産などがあります。

腹痛、お腹の張り、出血、破水など異常を感じたときはすくに病院に駆け込むようにしてください。

22週以降は早産に

早産でも生きていける大きさに

妊娠6ヶ月内の22週になると、胎児が何らかの原因で子宮外に出なければならなくなっても、医療技術でもって生存できるラインに入ってきます。

よって、22週以前に胎児に異常があって体外に出た場合は流産という言葉を使いますが、それ以降は早産になります。ただ、22週だと本来はまだまだ子宮の中で成長すべき状態なので、よほどの事が無い限りは入院・安静を徹底し子宮収縮抑制剤などを点滴するなど、病院側は早産を抑えるように努めます。

詳しくは::お腹の張り痛み安定期流産破水切迫流産稽留流産切迫早産早産

胎盤が剥がれる 早期剥離とは

胎盤が剥がれる 早期剥離とは

早期剥離(常位胎盤早期剥離)とは、赤ちゃんが生まれる前に胎盤が剥がれてしまう事です。

胎盤が剥がれると、その分赤ちゃんへ送る酸素や栄養が減少し、最悪の場合では胎児子宮内死亡となってしまうケースがありますが、胎盤が剥がれて胎盤と子宮内膜の間に血の塊ができると血液が固まりにくくなる状態へと変化し、出血多量や肝臓・腎臓の障害を引き起こします。

このように胎盤の早期剥離は母子ともども危険な状態に陥りやすい疾患なのです。喫煙がやめられない方や妊娠高血圧症候群や慢性高血圧の方は、早期剥離を起こす確率が高くなりますので、日々の習慣を見直す事は非常に大事です。

妊娠6ヶ月の体験談

母になる実感 ポコポコからチクっと動く胎動に!

母になる実感 ポコポコからチクっと動く胎動に!

初めて胎動を感じたのは、6ヶ月、20週目に入った時でした。今思えば胎動かなと思うのですが、当時はお腹が緩いんだなとしか思っていませんでした。「ぐうー」とお腹がなるような、下るような感じの感覚になりました。

特に下る様子もなく、不思議に思っていました。ですが、頻繁に続く様になり、ついに21週頃から「ポコポコ」動く様な感覚になり始め、もしかして胎動かもしれないと実感しました。その時は、嬉しくてすぐ主人に連絡しました。でも、主人が触っても動きませんでした。

22週頃から動く回数と頻度が増え、たまに「チクっ」と動く事があります。まだまだ主人には分からない様ですが、夜中は特に元気な様で、なかなか寝付けないくらい元気に動いています。母になる実感が増して、楽しみです。YMさん 30歳  20週

子宮頸管無力症で即車イス

子宮頸管無力症で即車イス

妊娠20週の妊婦検診では久しぶりに経膣エコーがありました。これは子宮頸管長の確認のため、と事前に妊娠経過の参考書などで予習していましたが、まさか自分がこの検診で引っかかるとは思っていませんでした。

毎回の妊婦健診では妊娠発覚の6週から続くつわりが一向におさまらないことを訴え続けており、体重も着々と減少していたにもかかわらず健診結果はいつも「異常なし」で帰宅していたのに、自覚症状ゼロのけい管無力症なる症状で検診に引っかかるなんて、、しかもけい管長11mmということで、かなり悪いらしく即車イスに乗せられ入院病棟に運ばれました。

その三日後に子宮頸管をしばる手術をうけ、その後も張り止めの点滴とベッド上安静指示が継続。

切迫流産が切迫早産に変わってからは、体を起こしているときはおなかが張りっぱなし、横になっていても毎晩規則的な張りがやってくるし早産を覚悟していました。急な出産になるくらいなら自宅にいるよりも入院していた方がマシと思い入院生活も我慢していました。

嬉しいことに36週の予定帝王切開まで妊娠を継続することが出来たのは助産師さんにも「意外だった」と言われてしまいました。

双子だったので正産期の37週に入るまで妊娠継続はできませんでしたが低体重ながら子供もNICUに入る必要はなく本当に助かりました。現代の医療に感謝です。 Hさん 27歳 妊娠20週~

妊娠高血圧症候群と診断されて

妊娠高血圧症候群と診断されて

23週の定期健診の検査結果で、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)と診断されてしまいました。血圧が少し高めで、尿たんぱくと足のふくらはぎがパンパンに腫れてしまっていたのです。

お医者様には、無理のない生活としばらくは安静にしている様に言われました。初めての妊娠で病名を付けられたのは、とてもショックでした。

高血圧の家系でしたので、特に塩分の取りすぎには気をつけました。里帰り出産を予定していましたがまだ時期が早かったので、自分で食生活や日常生活は管理しなくてはなりません。少しでも疲れた時には、横になって休みました。しかし、体重の増え過ぎも出産時に良くないと言われていた為、体重管理も欠かせなかったです。

一月後の定期健診には何の異常もなく安定しているとのことで安心し、早期に対処して良かったと思いました。 Jさん 25歳 妊娠23週

まとめ

妊娠6ヶ月を過ぎると生育限界を突破するので、万が一早産になっても赤ちゃんが生存できる可能性が濃厚になります。腰痛が出てきたり、むくみが酷くなったりと体調はおもわしくない方向へ行きがちですが、この時期を過ぎれば赤ちゃんが安全に産まれてくる可能性はますます、高まるのです。

また、この時期から色々な準備をしておくと、産後の様々なことに対応しやすくなりますし、焦る必要がなくなるので、産後必要になるものはこの時期に揃えてしまいましょう。

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