【妊娠2週】胎児と母体の症状で知っておきたいこと

妊娠2週

妊娠2週目は、妊娠のために身体が本格的に動き出すタイミングです。この時期に性交渉をおこなえば精子が卵子に辿り着き、受精卵が完成するので、計画的に子作りをしたいという方は妊娠周期に合わせて活動するようにしましょう。

もちろん、この時期に性交渉をしなければ赤ちゃんはできないので、身体の状態などに注意が必要です。

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そもそも受精卵とは何なのか

そもそも受精卵とは何なのか

この時期になると卵子と精子が出会い、お腹の中で受精卵が完成するのですが、受精卵とはそもそも「赤ちゃんのタネ」のようなものです。赤ちゃんのタネは着床を目指して活動するようになり、そのまま3週目に突入するとほとんどの場合、無事、子宮に着床します。子宮内膜に到着するとそこから赤ちゃんの発育が始まるのです。

精子と卵子が出会う

精子と卵子が出会う

この時期は「排卵期」であり、2週目と同様に身体の中で卵子が作られています。この時期に性交渉をすれば卵子と精子が出会うのでそれが受精卵となり、3週目にそれが着床すれば晴れて妊娠となるのですが、必ずしも卵子と精子が出会うわけではありません。

2週目は排卵が起きるので、受精可能期間中上手く卵子の中に精子がもぐりこめれば受精します。WHOの精液基準値を見ると、正常な精子数は1.5ml以上で3900万以上ありますが、数が多くても運動しているのは全体の半分程度です。

それから子宮を通って卵管に達するまでに更に数は減り、卵子にたどり着くのは数百の精子のみで最終的に受精し接合体となるのは、その内のただ1つです。

元気な精子は30分ほどで子宮頸管から30分ほどで卵管までたどり着きますが、精子の数が少なかったり動きが鈍ければ排卵のタイミングに間に合わない事もあります。そう考えてみると、受精するのは奇跡の1つといっても過言ではありませんね。

細胞分裂しながら子宮内腔に

細胞分裂しながら子宮内腔に向かいます

受精した後分裂を始めながら、卵管から子宮内腔に向かって移動していきます。受精後約30時間で卵球が2つに分かれ、さらに4個8個と分裂が進んで、子宮内腔に到達する頃には16個ほどの卵球に分裂した桑実胚となります。

そこから着床する受精後1週間後には胚盤胞となり、この時点で胎児として成長する内細胞塊と胎盤が完成するまで胎児の栄養分となる外細胞塊に分かれて、成長をスタートさせます。この時点の卵子は0.1mm以下なので、受精したかどうかを外から確認する方法はありません。

身体が妊娠しやすくなっています

身体が妊娠しやすくなっています

2週目のこの時期はいわゆる「妊娠しやすい時期」です。この時期にさかんに性交渉をおこなうと、妊娠しやすくなりますし、逆に性交渉をしなかった場合は精子が卵子に辿り着かないので赤ちゃんができる確率は0%となります。

身体を温めたり、体位を工夫したりすることでさらに妊娠しやすくなるので、赤ちゃんがほしい方は様々な工夫をしつつ、子作りに励んでみるようにしましょう。

排卵日を知る為には

排卵がおこなわれていることを察知するには?

女性の身体は生理中には冷える傾向にあり、排卵日になると温かくなります。つまり、排卵しているかどうかは体温を毎日測ることで察知することが可能なので、毎日毎日、決まった時間に体温を測るようにしておくと排卵日が来たことを察知できるようになるのです。

高温期が2週間続くとそれが排卵しているという証拠なので、その間に性交渉を結ぶようにし、赤ちゃんを授かるための工夫をしましょう。

着床するのは受精の役一週間後

着床するのは受精の役一週間後

妊娠2週目の時点ではまだ受精卵となったばかりの段階です。この段階ではまだ着床はしませんし、受精卵は着床するまでに一週間程度の日数を要します。

この時期の赤ちゃんにお母さんができることは健康に生活することだけであり、それ以外に、この時期に特別にしなくてはならないことというのは何もありません。とはいえ、受精したからといって身体を冷やしてもいいというわけではないので、身体を冷やすようなことだけは避けるようにしてみてください。

妊娠検査薬はいつから

妊娠検査薬はいつから

基本的に、2週目の段階で妊娠検査薬を使っても身体の中ではまだ着床まで至っていないので、何の反応もありません。

着床するとそこから段々と妊娠検査薬が反応しやすくなってくるので、「妊娠したらすぐに気づけるようにしたい」という方は、排卵日から着床するまでの期間を計算し、着床したと思われる日に妊娠検査薬を使ってみましょう。稀に、着床してすぐの段階でも妊娠検査薬が反応することがあります。

この時期に妊娠に気づく方も?

この時期に妊娠に気づく方もいます

この時期の女性はまだ妊娠していないので、妊娠検査薬を使ってもまず反応しません。しかし、身体は妊娠を目指して動いている最中ですし、稀にこの時期に胸焼けを起こし、腹痛を感じるようになり、妊娠の予兆に直感的に気づく方もいます。とはいっても、この時期はまだ妊娠しておらず、あくまでも「予兆」が感じられる人もたまにいるというだけなので、この時期に予兆を感じなかったとしても別段、問題はありません。

赤ちゃんはどのような状態に

赤ちゃんはどのような状態になっているのか

この時点の赤ちゃんは胎児ではなく「胎芽(たいが)」と呼ばれる状態であり、まだ「エラ」や「しっぽ」も生えておらず、細胞として存在しています。大きさも約0.2ミリ程度しかありませんし、この時点の赤ちゃんはまだまだ、人間の姿にはなっておらず、脳なども成長していないのです。

赤ちゃんの性別が決まる

この時期に赤ちゃんの性別が決まる

赤ちゃんの性別は実は2週目の段階で決まってしまいます。卵子は排卵されるとそのまま「ファロピウス管」と呼ばれる管に入っていくのですが、卵子がこのファロピウス管に到達するとその時にはすでに性別が決まっており、その後、数ヶ月経つと病院の検診の時などに性別を目で確認できるようになるのです。

一卵性と二卵性の受精卵は何が違う?

一卵性と二卵性の受精卵は何が違う?

排卵する卵子は1つだけですが、双子・三つ子を妊娠する女性もいるのは何故なのでしょうか。通常排卵は左右の卵巣で交互におきるのですが、何らかの原因で左右または両方の卵巣から合計2つ卵子が出てくる事があり、その時に2つの精子と受精すると二卵性になります。

また受精して細胞分裂を繰り返す最中に2つに分かれてしまうのが一卵性ですが、卵子と精子は1つずつなので、生まれてくる双子は遺伝子・血液型全て同じものを持っています。日本人は双子を出産する割合が元々少ないのですが、最近は排卵誘発剤の使用や体外受精が増えてきたため、多胎妊娠が増えています。

妊娠した場合は高温期が長く続く

妊娠した場合は高温期が長く続く

妊娠初期は通常、4週目になるまで妊娠に気づくことができませんし、妊娠検査薬をこまめに使ってもなかなか反応が出ません。そのため、できるだけ早く察知したくても、子どもができたことに気づくのは最低でも4週を過ぎてからになるのですが、妊娠した場合は高温期が2週間以上続くので、それを目安にしておくと妊娠したことにいち早く気づくことができます。体温は毎日測定していた方が何かといいことがあるので、計測するようにしてみましょう。

子宮外妊娠に陥る危険性も

子宮外妊娠に陥る危険性も

 

「子宮外妊娠」とは、その名の通り子宮ではないところ(卵管や卵巣など)に受精卵が根づいてしまうことを指します。子宮外妊娠は、残念ながら現段階では予防策がなく、原因も不明であり、子宮外妊娠になってしまった場合は外科的な処置をすることになってしまうのです。

卵管内で受精した受精卵は3~4日かけて子宮内腔へと到着しますが、何らかの原因でそこまで行かずに着床してしまう事があります。子宮外妊娠のほとんどが卵管で起こりますが、非常に少ない確率ながらも卵巣や頸管・子宮角・腹腔などに着床するケースも報告されています。

どの場合もほとんどの患者に腹痛が見られ大抵は流産しますが、卵管でそのまま成長を続けると卵管破裂で大出血を引き起こす可能性がでてきます。予防策は無いので受精卵に頑張ってもらうしかないのですが、卵子や精子の質を高めるだけでなく受精卵がきちんと通過できるように、子宮全体の調子を整えるのも大事です。

激痛を感じた場合(痛みを感じない場合もあります)は病院で検査を受けるべきなので、子宮外妊娠の気配を感じた場合は即、病院の産婦人科へ行きましょう。

「化学的流産」とは?

「化学的流産」とは?

あまり知られていませんが、世の中には「化学的流産」というものもあります。これは着床したものの、赤ちゃんが育たなかった場合を指す言葉であり、2週目の時期に受精し、3週目に着床(妊娠)したとしても、化学的流産になってしまうと赤ちゃんが育たず、出産できなくなってしまうのです。

受精したとしても、着床の段階で上手く子宮内膜に着地できないケースもあります。このように受精したにもかかわらず生理が来てしまう状態を化学流産といい、原因は染色体の異常によるものが大きいです。また、着床したとしてもその後は成長が止まってしまい、超音波検査で胎嚢が分かる妊娠5週前に生理のような出血が起こる場合も、化学流産とみなしています。

これは名前に流産とつくので流産の種類だと思い込んでしまいがちなのですが、正確に言えば流産ではありません。とはいえ、2週目に受精しても化学的流産をしてしまえば赤ちゃんは産まれてこなくなってしまうので、残念ですが、2週目で受精したとしても後々、こういったことが起きる可能性もあるということを頭の隅に入れておかなければならないのです。

女性の身体に何の異常も無く次の生理が来るのでこれまでは分かりませんでしたが、市販の妊娠検査薬を使って手軽に調べられるようになってから、検査薬で陽性となったのに次の生理が来るケースが増えたため、化学流産の概念が知られるようになりました。

受精後すぐにつわり症状はでません

受精してもすぐにつわりの症状はでません

妊娠したらすぐつわりの症状が出るのだと思っている方も多いです。実は受精しただけでは妊娠したとは言えず、子宮内膜への着床をもって始めて妊娠したと言えるのです。

着床後は子宮に張り付くために絨毛組織が成長し、そこから分泌されるhCGホルモンは妊娠を維持し流産を回避する働きを持っていますが、それと同時に脳の嘔吐中枢や甲状腺を刺激するため、つわりと大きく関係していると言われています。このように着床してからつわりの症状がでるので、今はまだ自覚症状の無い方がほとんどです。

まとめ

この時期は、パートナーと協力して赤ちゃんを得るために努力するべき時期であり、きちんと性交渉をおこなうと、3週目で着床し、赤ちゃんができます。もちろん、ケースバイケースですので、場合によっては着床しないこともあるのですが、受精すればその後は高い確率で着床しますし、着床すれば見事「妊娠」ということになり、後は赤ちゃんを産むのを待つのみとなるのです。

気をつけなければならないことや、知っておいた方が良いことは上記以外にも多々あるので、2週目になったら積極的に、受精後の赤ちゃんについての知識を得ましょう。

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