妊娠28週の体験談
エッ!羊水が少なくなってきているね!
妊娠28週に入ったころ、妊婦健診を受けた時に、先生から「ずいぶん羊水が少なくなってきているなあ」と言われました。心配になってしまったで、「他の方の半分くらいとか、そのくらい少ないのでしょうか。」と尋ねると、「そこまでではないので心配しないでください。」と言われました。
羊水が少ないと、へその緒が圧迫されておなかの赤ちゃんがなかなか成長できないこともあるようなのですが、私の赤ちゃんは少な羊水の中で、頑張って大きくなってくれました。
先生からは生命力の強い赤ちゃんだねとほめていただきました。その後も、羊水は増えることはなかったのですが、他の人よりも量が少ないまま、何とか量をキープし、正期産まで持ちこたえることができました。TEさん 33歳 妊娠28週
ウエーブ&プチプチ音の胎動 幸せな時間
28週を越えたあたりから、胎動はより激しくなりました。寝転んで眺めていると、お腹が波打つようです。波の山に手を当てると押し返すような強い力を感じました。とても幸せな時間です。
その上私は時々お腹からプチプチと言う音が鳴っていました。音として1番近いのは爪と爪を弾いたような音に似ているのです。胎動が起こるたびにする音がなるのではなく、静かな時もその音はなっていました。
胎動で羊水が波打ち、プチプチと言う音が聞こえるのではないか、それか赤ちゃんは指しゃぶりをしている音ではないかと先生はおっしゃっていました。MMさん 30歳 妊娠28週
胎児の腹部が普通の子の半分以下?
妊娠8ヶ月までは、順調に定期的に、妊婦健診を受けていました。28週に入り、先生がいつになく、念入りにエコーをして、時折り、首を傾げている姿に、何だかとっても嫌な予感が・・・
先生から言合われたのは「大腿骨・頭部の大きさ普通なのですが、腹部周りが、普通の子の半分以下しかなくて、ここ(個人病院)では、出産は困難かとおもわれます。
「大きなNICUがある総合病院に、紹介状を書きますので、そちらに受診して、そこで出産をされた方が、突然の対応も出来ますので。もちろん。そちらの先生が、問題ないと判断されれば、こちらの病院に戻って来て下さいね。」
と紹介状持参で総合病院に行き、毎日の様に、胎児心音・お腹の張りの頻度・を見る為か通いましたが、全く、お腹の張りは治まらず、安静を保つため、入院になりました。
10ヶ月入ったその日に、1450gの超未熟児ちゃんを、帝王切開で出産しましたが、今考えれば、妊娠と同時に、足の裏が暑くてたまらず、不眠症で眠剤を飲んでいたのを、全く飲まなくなったので、10ヶ月までほとんど寝ていませんでした。それが赤ちゃんが成長できなかった理由では無かったと思いますが先生に相談すれば、良かったと後悔しています。 MIさん 34歳 妊娠28週~
赤ちゃんが下がり気味 切迫早産
28週の時に先生に赤ちゃんが下がり気味だと言われました。内診をすると指に赤ちゃんの頭が触れる位と言われ、お腹に張りがあったら休むようにいわれました。
これ以上下がるようだと、切迫早産の可能性もあるので、絶対無理はしないようにとのことでした。必要最低限の家事だけして、後は横になるようにしていました。
その後の内診でも下がり気味だとは言われましたが、それ程ひどくないので自宅で安静にするようにとずっと言われ続けました。なるべく運動等しないようにしていたのですが、37週を過ぎたらもう大丈夫なので沢山歩くようにと言われました。
1日2時間近くは散歩するようにしていたのですが、出産の気配はなくとうとう予定日も過ぎてしまい、もっと頑張って運動して下さいと言われました。結局、予定日を5日過ぎて無事出産する事が出来ました。 Tさん 33歳 妊娠28週
体重管理の赤いスタンプが2度 甘く見ていた
私は28週頃に長年勤めていた派遣先の会社を出産のため退職しました。以前から体重管理と、安産になるように、体力をつけるために、そしてストレス解消のためにと、安定期頃から始めた、産院がやっているマタニティスイミングで週に2回泳いでいました。
泳げば泳ぐほどにお腹が空いて食べてしまい、28週、31週には体重管理の指示の赤いスタンプが2度も押されました。太るな食べるなと病院から監視されているようなプレッシャーのストレスがとても辛かったです。
段々とお腹も大きくなり、眠りが浅くなり寝てもいつでも眠気がありました。膀胱が圧迫されて頻尿になり、さらには膀胱炎にまでなりました。足がむくんだり、つるようにもなったので、寝るときは寝るとき用の着圧ストッキングでなるべく朝にはむくみをスッキリさせるようにしました。妊婦時は、今までにない体の変化を次から次へと感じです。 YAさん 31歳 妊娠28週~
軽く考えていた風邪 血液の状態が悪く
妊娠28週目に入った頃に風邪をひいてしまいました。それまでも、ひどいつわりで苦しんだり、子宮口が開き始めているとの事で張り止めを飲み続けたりと、ハラハラの連続だったのですが、ようやく安定してきたかなぁと思った時の風邪でした。
仕事から帰ってきて夜に38℃ぐらいの熱が出てしまい、様子を見て次の日に病院で診察をしてもらいました。ただの風邪だしと思ってのんきに考えていたら、婦長さんに「お腹の赤ちゃんはあなたよりももっと暑いのよ!体調管理に気をつけなさい!」と叱られてしまいました。
検査の結果、思っている以上に血液の状態が悪くて、このままだと赤ちゃんに良くないので入院して治療するか、毎日点滴に通うかとの選択を迫られました。当時、仕事をしていたので休む事は出来ない状況だったので、通院してできるだけ自宅で安静にしている方を選択しました。
風邪ぐらいと軽く考えていた自分が情けなくて、赤ちゃんに申し訳なくて、泣きながら帰ったのを覚えています。治療の最終日にもう1度検査をして、状態が悪ければ今度は絶対に入院!と言われていたので、主人に検査に付き添って欲しいとお願いしました。仕事で無理と断られたので実家の母にもお願いしました。母も仕事で無理と。
いつもクールな主人なので、そう言うだろうとは思ったのですが、赤ちゃんの事は心配じゃないのかなと悲しくなりました。すると、さっき断った母から電話が。やっぱり付き添うからと言ってくれたので安心しました。
次の日、母と一緒に病院で待っている時に、実は主人が電話で自分が行けないのでどうしても一緒に行ってあげて欲しいとお願いしていた事を知りました。ものすごく不安がっていて心配だからと言っていたそうなんです。ちゃんと私と赤ちゃんの事を心配していたんだと思って泣きそうでした。
検査の結果は正常値に近い所まで良くなっているから大丈夫でしょうとの事。ちゃんと栄養をとって健康に注意しなさい!と婦長さんにまた叱られましたが、赤ちゃんが無事だった事と主人や母の優しさがとても嬉しく感じた1日でした。
その後、少し予定日よりは早かったのですが、無事に元気な男の子が生まれました。何事もなくすくすくと成長していく姿を見てホッとしています。YSさん 26歳 妊娠28週
やればできる子「頭こっちだよ!」の逆子体操!
妊娠後期の28週にさしかかり、妊婦健診にいったときにいつものようにエコーで赤ちゃんが元気なことを確認していました。先生から「逆子だね!」と言われて、はじめての逆子だったのでどうしようと一瞬不安になりました。
それから看護婦の方に逆子体操を教えて頂き、実際に毎日逆子体操を行うことにしました。毎日お腹の赤ちゃんに「頭こっちだよ!」と話しかけながら、毎日欠かさずに体操を行いました。
それからなんとなくふと「あれっ!もしかして逆子直ったかも!」という直感がありました。そして妊婦健診に行ったときに先生から「逆子直っているね!」と言っていただき、やっぱりな~と内心思いました。逆子の不安から解消され、不思議な直観が当たったことにとても喜びを感じました。
出産も無事に終わり、健康に生まれてきてくれたので本当によかったです。SNさん 34歳 妊娠28週