【妊娠15週】胎児と母体の症状で知っておきたいこと

妊娠15週 4ヶ月目

妊娠15週の体験談

妊娠15週の体験談

背伸びでまさかの切迫流産による入院

背伸びでまさかの切迫流産による入院

妊娠15週、もうすぐ安定期入るそのちょっと前のことです。それまでの私の妊娠ライフはとても順調でした。大したつわりもなく、血圧も糖も問題なし。お腹の赤ちゃんもすくすく育っていました。

あまりにも順調すぎて、妊娠なんて大したことないね、なんて心の中で思っていました。

その日、とても暑かったので、夏布団を出すことにしました。布団はタンスの上に片づけてあります。椅子に乗って、うんと背伸びをして布団を取り出しました。特に何事もなく、無事、夏布団にチェンジすることができました。

ところがその夜、ちょっとトイレで用を足そうとすると、便器に真っ赤な血が大量に!ビックリして病院に駆け込みました。

診察の結果、前置胎盤による切迫流産で、即入院となりました。2週間ほどで落ち着いたので退院。やはり調子が良いからといって、無理は禁物なのだなと反省しました。  SHさん 37歳 妊娠15週~

キャパオーバー~下を見ると血がドロドロ 母は強し

それはまだ、初めての妊娠。中々子供に恵まれず不妊治療していたので、出来たと分かった時はこの上ないくらい嬉しかった事覚えています。その当時、立ち仕事をしていた私は少し神経質気味で何かとお腹を気にして生活をしていました。

仕事と妊娠、私の性格ではキャパオーバーになってしまったのでしょう。出血が…。その日も普通に朝起き、朝ごはんを用意し、旦那さんを送り出し、自分の準備をし、さー、行こうと玄関に歩き出した一歩。激痛が走り立っていられませんでした。

下を見ると血がドロドロと出ているではありませんか。驚いた私は、たまたま近くにあったバッグから携帯を取り出し、病院へ電話。すぐさま、来てくれと言われてタクシーで向かいました。

診察して頂くと、ストレスからきたものだろうと仰り少し安静にしたら大丈夫だよとの事。怖かったですね。どうなるか不安で泣いてばかりいました。自分の未熟さにあきれてしまいました。母は強しという言葉を肝に銘じ、逞しくならないといけないと。それから、仕事を辞め無事第一子誕生しました。KIさん 29歳 15週

つわりで体重-6kg!トイレは友達状態に

つわりで体重-6kg!友達はトイレ状態

妊娠15週頃までは、つわりの記憶しかないといっても過言ではないくらい、つわりに苦しんでいました。朝も昼も夜も、寝ていてもとにかく吐き気がひどく、ずっとまるで車酔いをして、唾液がたまって顎のあたりが緊張するような感覚でしんどかったです。

車酔いだと、吐いてしまうと楽になりますが、つわりの場合は、吐いても楽になることがなく、本当に1日中ずっと吐き気と戦っていました。トイレは友達状態です。だんなの料理や相手もままならず、ずっとトイレに張り付いていました。

もちろん食欲もなく、安定期に入るまでに、体重が6kgも落ちました。妊娠前ならダイエットできたと喜ぶところですが、妊娠しているので、こんなに痩せてしまって赤ちゃんの健康状態は大丈夫なのかと心配しました。

産婦人科の先生によると、私のような状態になる人も多く、痩せても赤ちゃんはきちんと必要な栄養を摂っているから大丈夫、しかしこの症状があまりにも長く続くようだといろいろね・・・と言われ、「いろいろ」とは何だと不安になりました。

その後「いろいろ」はなく、無事に出産、そんな苦しみも吹き飛ぶくらいの喜びと充実した日々を過ごしていますが、とにかく不安で辛い時期でした。AIさん 32歳

座骨神経痛治療できない 出産が地獄に

妊娠前から座骨神経痛に、悩まされていました。歩くことも座ることも辛くて、よく整骨院でマッサージ、整形外科でけん引と治療を受けており、予防にストレッチもいました。

そして、妊娠、妊娠初期は、それほどないですが、15週ぐらいからお腹の赤ちゃんも大きくなっていき疲れるとしばらく座っていることも多いので座骨神経痛に、悩まされました。かといって妊娠中に整骨院、整形外科なんて、お腹の中の子供のことを考えると治療できるわけもありません。

とにかく猫背の、姿勢にならないように意識して歩きました。主人に腰をさすってもらいました。そして、1番辛かったのは、出産のときでした。とにかく腰が砕けるくらい痛くて、大変でした。腰は本当甘く見てはいけません。大事です。 CKさん 15週

手根管症候群の症状があらわれる

手根管症候群の症状があらわれる

妊娠4カ月、15週くらいから手に違和感を感じるようになりました。特に朝起きると手のひらがジンジンと痺れる症状が出始めました。その痺れは、物を持てなくなるくらいの痛さでした。

今まで生きてきた中での初めて痺れる事を経験しました。産婦人科で先生に尋ねてみると、まれに妊娠後期になると手根管症候群と言って手のひら痺れるような痛みがあるとこでした。

妊娠することで、母体の血管が胎児に栄養を送るために太くなるそうです。そして、その太くなった血管が神経を圧迫することで痺れるようになるそうです。出産までこの痺れは続きましたが、出産後はいつの間にか痺れはなくなりました。 NNさん 32歳 妊娠15週~

たくさん試した 私のおすすめのお茶は

コーヒーもお酒も大好きだけれども、妊娠してからはそれを当然封印して、なるべく体にいいものを取ろうと、「妊婦さんにいいよ」と聞いたもので、そんなに価格が高くないものは色々試しました。
その中でも気に入ったのが「たんぽぽ茶」と「ルテボスティー」でした。

どちらもパックに入っていて、やかんで煮出して、ホットのまま飲んだり、そのまま冷まして常温で飲んだり、夏の暑い時だけ氷を入れて楽しみました。麦茶が好きな人ならたんぽぽ茶は飲みやすいかもしれません。

ただ、ルイボスティーは美味しいんですが、独特の洋風な紅茶寄りの味で、ご飯の時に飲むというより、お菓子に合いそうな味に私には思えたので、たんぽぽ茶の方が食べ物や時間・回数を問わず楽しむ事ができました。

どちらも体が温まるお茶だったし、鉄分やミネラルも豊富だったので、きっと赤ちゃんにもいいなーという安心感も手伝って、水筒に入れて出かけたりもしていました。ちなみに「たんぽぽコーヒー」(カフェイン無しの妊婦も飲めるコーヒー風飲み物)は私には口に合いませんでした。

ルイボスティーは比較的どこのスーパーでも売っているので、アンチエイジングにもいいらしいと聞いて、今でもたまに飲んでいます。たんぽぽのお茶は比較的万人ウケすると思うので、味が気になりやすい妊婦さんにもおすすめです。CRさん 32歳 妊娠15週頃から出産前まで

薬が飲めない!花粉症との闘い

薬が飲めない!花粉症の症状 の闘い

15週の終わりころ、そろそろつわりも落ち着いたかなあと思っていたら、花粉症の症状が出てしまいました。

担当の医師に相談したところ、まだ妊娠初期なので、薬は飲まないほうがいいと言われてしまいました。そして、我慢できるならば我慢するようにと言われ、鼻水や鼻づまりの症状もひどかったんですが、マスクなどを使うことによって乗り切ることにしました。

しかし、花粉症の症状を薬なしで乗り切ることは容易ではありません。つわりの症状と花粉症の症状が同時に来る「あの辛さ」・・・

薬を飲めないというのは本当に辛いことだと実感しました。    MIさん 27歳 妊娠15週~