妊娠超初期~妊娠初期の寒気で知っておきたいこと

妊娠超初期~妊娠初期の寒気で知っておきたいこと 原因、対策、 症状 など

妊娠の兆候か、それとも流産?の兆候か、と少なからず不安になってしまうのが、妊娠超初期や妊娠初期の寒気です。妊娠超初期や妊娠初期に寒気を覚えるのは、良くない兆候なのでしょうか?

妊娠初期の寒気に良くないイメージがあるのはなぜかというと、妊娠初期の寒気は流産の兆候と捉える考え方があるからです。もちろんこの話には医学的な根拠はありませんが、妊娠初期に寒気が起こるとなんとなく不安に駆られるという妊婦さんも多いようです。

今回は妊娠初期および妊娠超初期の寒気について、その原因や症状、対策法などについて詳しくまとめてみました。妊娠初期の寒気と妊娠超初期の寒気はどう違うのか、寒気を感じたらどうすればよいのかなど、妊婦さんにとっては必須の知識になります。妊娠につきものの不安を解消するためにも、妊娠初期の寒気に関する知識を蓄えておきましょう!

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妊娠超初期の寒気

妊娠超初期の寒気

妊娠超初期とはいつからいつまで、とはっきり断定できませんが、基本的には妊娠3週目から5週目ごろに当たります。産婦人科での妊娠検査は、通常生理予定日の1週間後以降に行われますので、この時期はまだ妊娠しているかどうか確定的には分かりません。しかし妊娠を待ちわびている方や自分の体の変化に敏感な方の中には、この頃から体のわずかな変化を感じ取れるようです。

妊娠超初期に感じる妊娠の兆候はさまざま。胸のはりや痛み、腰のだるさや眠気、おりものの変化、食欲の変化など、人によってあらわれる症状はそれぞれ異なりますが、寒気もそんな妊娠の兆候の一つといわれています。

妊娠初期の寒気

妊娠初期の寒気

妊娠初期とは妊娠4週から15週目、すなわち妊娠2ヶ月から4ヶ月目までの三ヶ月間をさします。この時期はつわりの症状のいちばんひどい時期でもあり、陣痛を別にすると妊婦さんにとってはもっとも大変な時期かもしれません。

妊娠初期は妊娠の兆候とともにつわりの症状も出てくる時期ですので、ひとつだけでなくさまざま症状が同時にあらわれ、妊婦さんはその対策に追われる時期でもあります。

妊娠初期の寒気はつわりの一種ともいわれています。妊娠を機に自律神経のバランスが崩れやすくなり、体調が悪化することが寒気を誘発する原因といわれています。

妊娠初期・妊娠超初期の寒気の原因とは?

妊娠初期や妊娠超初期に寒気を感じる原因は一つではありません。寒気の原因について一つずつ見ていきましょう。

黄体ホルモンのはたらきによる体温上昇

黄体ホルモンのはたらきによる体温上昇

女性の体には生理周期によりさまざまな変化があらわれます。排卵日を前後に分泌が増える黄体ホルモンには体温を上げるはたらきがあり、これにより女性の体温は低温期から高温期に移行します。低温期と高温期の体温の差には個人差がありますが、一般的には0.3℃から0.5℃程度、体温に差が生じます。

本来であればこの程度の体温差が体調を左右することはありませんが、黄体ホルモンのはたらきは体全体に及びます。体温の上昇によりほてりや熱っぽさを感じることもあれば、寒気を感じることもありますが、これはホルモンバランスの変化に体自体が追いつかないせいと考えられます。

つわりの一種としての寒気

つわりの一種としての寒気

妊娠初期のつわりというと吐き気やだるさを真っ先に思い浮かべますが、実際にはその症状はさまざまで、妊婦さん一人一人異なった症状があらわれます。

吐き気、だるさ、熱っぽさ、ほてり、のぼせ、頭痛、腰痛、食欲不振などなど、妊娠初期のつわりの症状は多く、ほとんどの妊婦さんは一つだけではなく、複数のつわりの症状を併発します。妊娠初期は免疫力も落ちている時期であり、体調が急激に変化することも加わって、風邪に似た諸症状があらわれます。

貧血による寒気・悪寒

貧血による寒気・悪寒

妊娠中は母体だけでなく、胎児に対して血液供給が行われますが、血液の量自体が増えるわけではありません。胎児と母体と二人分の血液を供給するため、体は血漿の数を大幅に増やします。

しかし赤血球の増える割合は血漿の増加量に比べると少ないため、妊娠中期以降は血液がいわば薄まった状態になります。このため食事の内容に気をつけていなければ、貧血症に陥ってしまいます。くれぐれも鉄分が不足しないよう、十二分に注意しなければなりません。

とくに妊娠中期以降から後期にかけての貧血は、おなかの赤ちゃんにも悪影響が及ぶことがあります。妊娠中は鉄分が不足しないよう、食事の内容をきちんと考えておかなければなりません。

血行不良や冷え症によるもの

血行不良や冷え症によるもの

女性に多い血行不良や冷え性により、体の末端が冷えやすくなることから悪寒が起こります。血行不良は妊娠中でも起こりますので、妊娠していると分かったらなるべく体を冷やさないよう、冷房は控えめに、足元や腰を冷やさないように注意しましょう。

妊娠初期・妊娠超初期の寒気の症状

妊娠初期・妊娠超初期の寒気の症状

寒気といってもいろいろな感じ方があります。妊娠初期・妊娠超初期の寒気は風邪の引き始めのようなゾクゾクとしたものが多いようです。なんとなくゾクゾクとするのに頭や手足の先はほてっているということもよくあります。

寒気の程度に関してもいろいろで、ちょっと寒気がするな、という程度の軽いものから、どんなに厚着をしても震えがなかなか止まらないものまで、症状はさまざまです。また寒気の起こる時期に関してもいろいろで、早い方では妊娠3週目・4週目の妊娠超初期から始まり、妊娠初期のつわりの期間中いつまでも続くことがあります。

妊娠初期の寒気と流産やその他の病気の関係

妊娠初期の寒気と流産やその他の病気の関係

妊娠初期の寒気は流産の兆候?こんな話を聞いて不安に思う方もいるようですが、寒気が流産につながるという医学的な根拠は一切ありません。寒気と聞いて流産を連想してしまうのは、寒気=体温の低下、ということで、これまで高かった体温が下がってしまうのは、切迫流産を起こしかけているのでは?と考えてしまうからかもしれません。

しかしながら妊娠初期に寒気を感じたからといって、流産につながるということは決してありませんので不安に思う必要はありません。ただし次のような場合には念のため診察を受けるほうが無難です。

寒気とともに高熱が出た場合

寒気とともに高熱が出た場合

寒気とともに高熱が出て、熱が下がらない場合には、風邪やインフルエンザにかかっている可能性もあります。このような場合にはかかりつけの産婦人科に連絡して、指示を仰ぐようにしましょう。

とくに妊娠超初期の場合、妊婦さん自身が妊娠について自覚していないこともあります。てっきり風邪を引いたと思い、不注意に市販薬を適当に飲んでしまうことがないよう注意しましょう。

おなかの痛みを伴う場合

おなかの痛みを伴う場合

妊娠中のおなかの張りや痛みには、常に細心の注意を払わなければなりません。寒気に加えて、おなかの張りや痛み、出血などがある場合には、早急に病院に連絡しましょう。おなかの張りや痛みは流産や早産の兆候ということもありえます。

おなかの張りや痛みは流産の兆候?

妊娠初期の流産はほとんどの場合胎児側に問題があるといわれていますが、妊娠中期以降の流産に関しては、妊婦さん側に問題があることもあります。ストレスや過労、長時間同じ姿勢で仕事をする、立ちっぱなしで仕事をする、などの体力を消耗する行動は慎むようにしましょう。

背部痛や嘔吐が激しい場合

背部痛や嘔吐が激しい場合

寒気に加えて、38℃以上の発熱、背中や腰の痛み、嘔吐がある場合、腎盂陣痛も疑われます。腎盂陣痛は細菌が腎臓に侵入して繁殖することから起こる病気で、悪寒や嘔吐、背中の痛みなどがその兆候になります。

しかし寒気や腰や背中の痛み、嘔吐といった症状は、妊婦さんによく見られる症状ですので、このような症状が見られるからといって、必ずしも細菌による炎症が起きているとは限りません。妊娠による症状とその他の症状を見極めるには、日ごろから自分の体調に気を配り、ちょっとした変化を見逃さないようにしましょう。

妊娠初期の寒気に有効な対策

妊娠初期の寒気に有効な対策

妊娠初期に寒気が起きたときに取るべき対策について把握しておきましょう。妊娠初期の典型的な症状にほてりやのぼせがあります。基礎体温も上がっている妊娠初期は、体が熱っぽく感じられ、あたかも風邪を引いたかのような症状を見せます。

妊娠初期の寒気は、このような風邪の引き始めの症状に似ています。体温が上がっているせいで、周囲の気温のほうがかえって低く感じられ、そのせいでぞくぞくとした寒気を感じるというメカニズムです。妊娠初期の寒気を予防するにはどのような対策を取ればいいのでしょうか。

食生活から冷え性改善

食生活から冷え性改善

妊娠していることが分かったら、食べるものにも注意しましょう。つわりのため食欲がなく、空腹でも満腹でも吐き気がして気持ちが悪いことから、ジュースやアイスのような冷たいものばかり摂ってしまうという妊婦さんもいるようです。

食後の吐き気を抑えるために冷たいものを少し口にするのは、効果的なつわり対策かもしれませんが、これが習慣化してしまい、毎日冷たいものばかり摂っていると、冷え性はいつまでたっても改善されません。不必要に冷たいものを摂ることを避け、体が温まるスープや温かい飲み物を積極的に摂るよう努力しましょう。

体を冷やさないようにする

体を冷やさないようにする

長時間冷房の中に入っていると、足腰やおなかを冷やしてしまいます。冷房の入った部屋にいるときは、厚めの靴下を履いたり、上に羽織るカーディガンなどを必ず用意しておくようにしましょう。

入浴の際は熱めのお風呂に入ると体力を消耗してしまいます。ぬるめのお湯で体を芯から温めるようにしましょう。入浴後に薄着でいると風邪を引きやすくなります。どんなときでも体を冷やさないよう、妊婦さんとしての自覚が問われています。

血行不良の改善

血行不良の改善

血行不良も寒気の原因の一つ。血行不良を改善するには、適度な運動が欠かせませんが、妊娠中は激しい運動を行うことは勧められません。しかし体をまったく動かすことなく、座ったままで一日を過ごしていると、妊娠初期から体重が増加してしまう上、新陳代謝も悪化してしまいます。体の血流やリンパの流れの悪化は血行不良につながりますので、出来るだけこれを解消するよう努力しましょう。

妊娠初期はつわりで体もだるく、運動や体操を行うという気分にはとてもなれない方も多いでしょう。しかし、おなかに差し障りのない範囲で軽く体を動かしたり、散歩をすることにより、気分がリフレッシュされ、ストレスの解消にもつながります。

規則正しい生活心がける

規則正しい生活心がける

睡眠不足や夜更かしなどは出来るだけ控えましょう。自分はまだ妊娠していないから多少無理しても差し支えない、と考える方もいるかもしれませんが、妊娠を前に急に生活習慣や食習慣を変えるよりも、日頃からきちんと体調を整え、いつ妊娠しても困らない状況にしておくことが重要です。

過労やストレスも自律神経のバランスを崩してしまい、これにより血管の収縮が起きることもあります。タバコやアルコールなども同様に、出来るだけ慎むようにしましょう。体が本来持つ免疫力を低下させてしまうと、風邪のウイルスなどにかかりやすくなります。

寒気と頭痛の緩和

妊娠初期・妊娠超初期の寒気の原因とは?

ぞくぞくとした寒気とともに頭がずきずきと痛む、これもまた妊娠初期の兆候の一つです。妊娠初期は寒気・熱っぽさ・だるさ・頭痛といった複数の症状が同時に起こる時期ですが、中でもいつまでもずきずきと痛む頭痛は妊婦さんを苛立たせる不快な症状の一つ。

妊娠初期の頭痛を伴う寒気を緩和するには、まずは寒気を止めるために体を暖かくし、その上で頭痛を緩和することを考えましょう。頭痛は凝りや疲れから生じることもありますので、痛いと感じる部分をマッサージしたり、温めると頭痛が収まる場合もあります。反対に痛む部分を冷やすほうが楽になる場合もありますので、頭痛の種類に応じた対策を取るようにしましょう。

まとめ

妊娠初期・妊娠超初期の寒気について、その原因や症状、そして予防や対処法などについて詳しく挙げてみました。寒気だけでなく、頭痛や熱っぽさ、体のだるさは、妊娠初期・妊娠超初期の典型的な兆候ともいえます。

単なる妊娠の兆候なのか、それとも他にどこか問題が生じているのか、妊娠初期の寒気の原因や症状に関する知識がなければ、適切な対策を取ることができません。寒気が起きたらどのような対策を取るべきか、これを機会にきちんと確認しておくようにしましょう!

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