妊娠後期・臨月のイライラ体験談
胎児の体重が増えないイライラ
妊娠してから初期・中期は順調そのものの妊婦生活だったのですが、ふと気がつくと私もおなかの赤ちゃんも体重があまり増えていませんでした。30週過ぎても5キロ程度の増加、赤ちゃんも30週あたりから平均に比べて小さいことを指摘されました。
栄養バランス良く食べて基本は安静にするように、と指示が出たのですが、上の子の世話や家事をほっぽりだすわけにもいかず・・・ついつい動いてしまう日々でした。
35週あたりからは、エコー上まだ2000gに満たないことで出産をなんとか40週まで伸ばすよう本格的な安静指示が出ました。主人や家族からも食べることや動かないことをひたすら言われ、私のおなかの中で上手く育たないことにイライラする気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいの日々でした。
そんな気持ちが伝わったのか37週で陣痛が来てしまい、さらには臍帯が巻き付いて心拍が降下した為に緊急帝王切開になりました。2100gと想像通りの小さい赤ちゃんでしたが、私の臍帯がとても細かったこと、胎盤が小さかったことが原因だったようです。
とはいえ、産まれてきた我が子はとても元気で6日後には退院して、風邪一つひかずに毎日元気に成長しています。妊娠中は些細なことも感情的になってしまうので、周りの家族の協力や暖かい心がけが大切だと思いました。 (妊娠35週) MTさん 30歳
臨月動きたいけど動けないイライラ
臨月時は、お腹もだいぶ大きくなり動くのが大変な時期です。動きたいけど動けない。食べたいけど食べれない。そんないらいらを毎日のように感じていました。
お腹が内臓を圧迫していつも息ぐるしさを感じていました。わたしが動かないと、家事だってすすまないし、動きたくない体を無理矢理動かしていました。
臨月のときこそ体を動かしたほうがいいとまわりには言われていたのですが、それがどれだけ大変なことかまわりが分かってくれなかったこともいらいらの要因でした。出産してから、あの息ぐるしさがなくなった瞬間本当にスッキリしました。(妊娠35週) ESさん 21歳
切迫早産で安静、寝たきりのイライラ
32週で子宮けい管が短くなり、子宮の収縮が活発になってしまい、すぐに入院、収縮を抑える点滴に繋がれたまま、一切動いてはいけない状況になりました。
点滴をつなげられているとトイレがかなり近くなるのですが、個室でトイレがすぐそこになるにもかかわらず、動くたびに赤ちゃんに影響があるのではと怖くて、トイレもぎりぎりまで我慢しました。
かなり不安な2週間を過ごし、動いてはいけない、何もすることがない、赤ちゃんが心配と頭の中だけはストレスがものすごくて眠れないし、主人や親が見舞いに来てもノー天気にしか思えずイライラが募り、すごくつらかったです。
それでも収縮もおさまらず、結局34週半ばでNICUのある病院に緊急搬送されて出産しました。(妊娠34週) YUさん 34歳
主人にも上の子にもイライラ
臨月になるとお腹が大きくなり倦怠感も出てきました。体もしんどいのに子供や主人は何も変わらず過ごしています。そんな状況にイライラが募り、言動が粗くなってしまいました。上の子を保育所に送るのも産休に入った私の仕事でした。
大きいお腹では自転車にも乗れないので結構な距離を毎日歩きました。毎日眠くて仕方がないのに保育所に送るだけの為に朝早くから起きました。ホントに起きる事が出来なくて遅れて行くともっと早く来てほしいと保育所の先生からは言われました。それでも主人は寝たままです。
子供もなかなか自分で自分の事をせずにいつまでも甘えます。こんなに大変な気持ちであったり体型になっているのに何も変わってくれない家族にうんざりし、イライラしていました。(妊娠34週) HRさん 32歳
仕事、家事などイライラ続きで緊急入院
呼吸が苦しく、歩くのが辛くて辛くて仕方ありませんでした。今思うと貧血だったかもしれません。体調が悪いのに、残業続きで家事もたまっていてイライラ。
当時は職場の禁煙がされていなくて、受動喫煙で臭くてイライラ。仕事帰りにスーパーで買い物するのがきつくてきつくてイライラ。ある日、下腹部が痛くて出血がありました。
無理がたたったせいか、予定日より二週間早く破水したのです。でも破水とは思わず、のんびり病院に行ったら、看護師さんはあわてています。
危険な状態ということで緊急帝王切開になってしまいました。ストレスがよくないことが身にしみた一件です。(妊娠34週) YTさん 31歳
異食症、赤い服を見るとイライラに
私は5人産んだので、おかしな経験も4倍しました。 妊娠後期、臨月はへんな食べものばかりが食べたくりました。一番おいしかったのは、すばり、壁です。
今考えたらイカれてるとしか思えないんですが、壁を舐めたい衝動、おさえきれませんでした。普通においしくてホットしました。きっとお腹の子が欲しがってんだと思い遠慮なく舐めてました。異食症と言うそうです。
あとは、私は妊娠後期はとにかく赤い服着ている男性が嫌で嫌でたまりませんでした。殴りたくなるのであまり外出しなった時期もありました。
主人は、なにも言わなくても殺気を感じたのか赤い服は全く着なくなり今でも着ていないですね、私があのときあまりにも怖すぎたんじゃないかな。(妊娠36週) MMさん 28歳
お腹が大きい 苦しい寝れない イライラ
臨月が近くと、赤ちゃんが下がってきて脚の付け根が痛くなり歩くのも大変になります。 下手すると自宅の廊下で倒れそうになります。
胃や肺が圧迫されてすぐお腹いっぱいになるし、ちょっと息苦しいし、膀胱も圧迫されてすぐトイレに行きたくなるし、とにかく大変です!寝るときも仰向けも横向きも辛いし、うつぶせはムリだし、抱き枕を脚に挟んでシムスのポーズで寝るしかないです。
なぜか出産が近くと三時間おきに目が覚めたり… 出産前はクタクタです。二人目の時なんか上の子がいるので、ゆっくりもできずイライラしてしまいます。最後らへんは、さっさと出てきてくれーと思っちゃいますよ。(妊娠37週) MYさん 28歳
上の子とともにイライラ時期を乗り越た
二人目の妊娠時、つわりが一年中続いたこともあって家族の食事の用意をするときにいつも吐き気に襲われ体調が悪い状態が続いていました。
そのうえ上の子は2歳ということで私が横になっていてもじっとしてくれないし、ぐずぐず言うし、寝るときもなかなか寝てくれないということが重なってイライラしていました。
38週頃はお腹もパンパンなので体も重たく自分自身も上の子の要望になかなか応えることができなくてイライラが積もり積もってしまいました。
そこで、子供に今お母さんはちょっと体が辛くて横になってじっとしておきたいと伝えてみると、2歳でも何となく状況が分かった様子で私が休んでいるときは横で静かに本を読んだりテレビを見たり一人で過ごしてくれるようになりました。2歳だからまだ分からないと決めつけないで早く子供に伝えればよかったなと思いました。(妊娠38週) MRNさん 38歳
臨月のかつてない食欲との戦いでストレスでイライラ
妊娠中はとにかくお腹がすいて、ずっと食欲との戦いでした。私が通っていた産婦人科の先生は体重管理にとっても厳しく毎回の検診で注意ばかりされていたので、食事には相当気を遣っていて、気を遣いすぎてもう何を食べればいいかわからない状態で、とてもストレスでイライラしました。
「妊娠後期には胃がせりあがって食欲が落ちる」という情報を見てかなり期待したのですが、落ちるどころか増すばかり。スーパーに行くと旬の食材しかも大好物ばかりが並んでいて、食べたいのに食べられないストレスとイライラでもう泣きそうでした。
37週に入ればもう少しの我慢と思っていたのに、結局生まれたのは41週過ぎてから。もう最後は食べたいばかりに「早く生まれて!」と祈る日々でした。 TBさん 30歳 37週
予定帝王切開が近づいてきた不安からのイライラ
一人目を緊急帝王切開で出産したので二人目は予定帝王切開での出産でした。だんだんと手術が近づいてきている不安から精神的に不安定になり、一人目が言うことを聞いてくれずにわがままばかり言っているととてもイライラして、何度もかなりきつい言い方をしてしまいました。
まだ2歳でわがままを言うのも当たり前なのに本当に余裕がなかったなと思います。私が怒っていると「ママだいすき」と言ってくれたりして、2歳の子に気を遣わせてそんなことを言わせてしまう自分が嫌で仕方なかったです。
そんな日は子供の寝顔を見ながらとても申し訳なくなって泣いてしまうこともありました。MMさん 24歳 34週