妊娠34週の体験談
破水した早朝の風景は忘れません
明日は帰郷の日。生まれ育った町の総合病院産婦人科を受診し、出産に備えてのんびりベビースタイでも作りながらドキドキわくわくの妊婦生活を送る予定でした。
そんな前日の早朝5時、熟睡中に突然の破水。『えっ!なになに?お漏らし?…いやっ、違う!止まらない!』ダラダラとお水が流れ出ます。パジャマパンツはびっしょり。早朝のため出勤前の主人に紹介状を書いて頂いた産婦人科クリニックに安静状態にて車を走らせてもらいました。
クリニックからNICUのある大きな病院へと救急車で移動。『2日以内に産まれないなら帝王切開ですね。それまで普通分娩で頑張ってみましょう』出来る事なら普通分娩希望の私は、ドクターの言葉にホッとしたのと同時に戦いのスタートです。
その日の夜中に陣痛開始。なんとか陣痛から18時間、ようやくベビーが誕生しました。すぐにNICUです。カンガルー抱っこ出来なかったのは残念でしたが、この一大事を乗り切れた安堵感で一時間眠りました。
出産は本当に命がけですね。何が起こるか分かりません。未だに破水した早朝の風景は忘れません。34週と2日。ベビーは早く私達に会いたかったのかな…あわてんぼうでお騒がせだけど、無事に産まれてきてくれて本当に有り難う。MFさん 31歳 妊娠34週
気管支炎の咳で破水?尿漏れと勘違い
その日は、数日前から気管支炎にかかっており咳がひどく続いていました。咳をするたびに尿漏れもあり、お腹も張って辛かったです。
昼間から横になって過ごしていましたが、昼頃から大量に尿漏れするようになりました。本当に尿漏れなのか心配になり、ネットで調べてにおいや色で判断しようと思いましたが、よくわかりませんでした。
2日後に健診を控えていたので、いま産院に電話して大げさだと思われても嫌だなとか色々と考えているうちに、胎動がいつもより少ないことに気づきました。
もしも破水だったら…の思いが強くなり、急いで産院に行くと、案の定破水していました。すぐに緊急出産となり、ことなきを得ましたが、もしもあの時放置していたらと考えるととても怖いです。RNさん 27歳 妊娠34週
母子家庭の出産 いろんな困難を乗り越えた時
三番目の子を妊娠していた時の事です。やっと長かったつわりも終わり、切迫流産で三回入院していたので、絶対安静でした。その時私は、母子家庭になったばかりだったのと、上の子達がまだ4,5歳だったので、安静になんてしてられませんでした。
具合の悪い日は、保育園を休ませてお家で過ごしたり、なんだかんだ楽しかったですし幸せでした。そして妊娠後期34週に入った時、また出血してしまい、子供連れで入院。赤ちゃんは無事でした。
でもまだ胎児は小さいので外には出てきては困るからと、せめて2500グラムになるまで、張り止めで抑えて、2500グラム超えるまで頑張りましょうと先生に言われ、心配の毎日でした。
張り止めを飲まなければ、すぐにでも出産に繋がってしまう状態だったので。上の子供達は市の方に昼間はみてもらえましたので、夜だけ一緒に病院にいました。
そして、38週になった時、2500グラムを超えたので、張り止めを止め、自然に陣痛が始まり、出産しました。とっても小さくて可愛かった。触れることは出来ず、すぐに保育器へ入れられました。呼吸も整っていなかったので、しばらく保育器でした。
そして3200グラム程になった時、やっと抱っこができました。いろんな困難を一緒に乗り越えてきたからこそ、出産してよかったな、これからは4人で生きていこうと、幸せな気持ちになりました。 YKさん 30歳 妊娠34週~
いきなりの帝王切開予約、逆子体操
妊娠9ヶ月(34週)の健診で「逆子なので帝王切開手術の予約をいれましょう」と先生から言われました。それまでも、逆子と頭位が繰り返されていたので、何とも思っていなかったのに、いきなり「帝王切開」と言われたので驚きです。
先生の話ですと「お腹の赤ちゃんも大きくなってきて、動き辛くなってきたので、34週を過ぎると逆子が頭位になる可能性は少ない」とか。取りあえず38週に入る時に手術の予約が入りました。
予定日よりも1ヶ月も早く、不安でしたが、赤ちゃんの為には、それも良いと自分に納得させました。結局38週に入院出産の準備をして病院に行ったら、頭位になっているということで、帝王切開ではなく、通常分娩となりました。諦めず、逆子体操をやったおかげかも知れません。 Kさん 42歳 妊娠34週~
高齢出産 体重増加そして浮腫み
初めてのお産・高齢出産ということもありとにかく体調管理には気を付けていました。特に体重管理はかなり厳しくやっていました。
幸いにも妊娠期間中全く悪阻がなかった私、初期の頃から毎日2時間程度の有酸素運動や軽いスクワット等を欠かさずにいました。食事もできるだけ体に良いものを心掛けていたおかげで、妊娠31週までは目標であったプラス3㎏で抑えていました。
しかし34週に入りいきなり太りだしたんです。2週間でプラス5キロの増量!足の浮腫みにも襲われました。
フットマッサージャーを急きょ購入しましたが、気休め程度。水分も控えてはいたものの、まさかこんなにひどくなるとは思ってもみませんでした。
結果的には無事元気な赤ちゃんを産むことができたので良かったのですが、退院時には体重も8キロ程戻っていましたが本当に驚き困った出来事でした。Mさん 36歳 妊娠34週~
陰部静脈瘤かと・・診察の結果イボ痔再発
私は2度出産しているのですが、一人目を出産した際にいきみすぎてイボ痔になりました。その時は産院で処方した薬で治しました。
二人目を妊娠してそろそろ出産間近という35週の時にトイレに行った時にお尻に違和感を感じました。何かがポコっと出ている気がしたのです。
調べて見ると 妊娠中に陰部静脈瘤ができることもあるとのこと、自分で確認することも出来ず肛門科を受診しました。診察の結果イボ痔再発でした。
しかし出産を控えているので薬での治療になりますがまた出産で悪化するだろうと言われました。そして出産後も産院で悪化を告げられ現在も産後5カ月ですが薬を塗っています。YDさん 31歳 34週
よだれが飲みこめなくなる症状が
妊娠初期の頃につわりで酷くてよだれが飲みこめなくなりました。中期に入ってつわりも無くなりましたが、34週に入ったころからよだれが飲みこめなくなる症状がまた出てきました。使わなくなったコップを家の中で持ち歩き、唾を吐きだす生活をしていました。
お風呂の中でもよだれが飲みこめ無いので、お風呂場にペッと吐きだしていました。おじさんみたいで自分で嫌な気持ちになりましたが、気持ち悪いのでしょうがないです。
このままよだれは飲みこめなくなると思っていましたが、出産すると収まりました。しかし、お風呂場ではまだ唾は吐いてしまう癖が残ってしまったようです。KZさん 26歳 妊娠34週~
ん?これが俗に言う前駆陣痛なのか?
私は、出産直前まで立ち仕事をしていました。おなかが大きくなっても他の社員と変わらず立ち仕事をこなす私に「お腹張らないの?」と同僚が何度も心配してくれました。
いろいろと体調面で心配してくれる良き同僚だったのですが、私自身「お腹の張り」を経験したことがなく、むしろわからない状態でした。そんなある日普通に仕事をしていると「お腹にキリリリ」と突然痛み出しました。
そのとき、「これが陣痛なのか?それとも前駆陣痛なのか?」と焦りましたが、言い出すこともできず痛みに耐え仕事をしていると、知らない間に痛みは消えていました。
その日を境に、仕事中痛み出すことはありましたが、冷静に感覚を計ると一定ではなかったので、あれはいわゆる「前駆陣痛」だったのだと思います。本陣痛はあれとは比べようもない痛さですので、両方体験しないとわからない痛みと感じました。HKさん 32歳 妊娠34週~