胎動が頻繁に感じるときに知っておきたいこと

胎動が頻繁に感じるときに知っておきたいこと 頻度は 中期 後期 臨月  症状 原因 対処方法 など

妊娠中期に入り胎動を感じるようになると、おなかの赤ちゃんに対するママの思いもさらに深まります。胎動を感じるたびに、じわじわと喜びと愛おしさが沸いてきて、一日も早く可愛い赤ちゃんに会いたくなりますね。

胎動はおなかの赤ちゃんからのメッセージ。胎動を感じるということは、おなかの赤ちゃんが元気に動いているしるし。最初は小さく感じられる胎動ですが、妊娠週が進むにつれてどんどん大きな動きに変わっていきます。妊娠後期になり赤ちゃんが子宮の中で大きく成長すると、おなかを蹴られ、痛みに思わず飛び上がってしまうことも。また胎動があまりにも頻繁に起こると、子宮が収縮してしまうのでは?と不安にもなります。

赤ちゃんの胎動が頻繁な理由って何?胎動が頻繁なときの対処法とは?胎動が頻繁なのは早産の前兆なの?と赤ちゃんの胎動の頻度に関してはさまざまな知っておきたい情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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妊婦さんが胎動を感じる時期

胎動を感じる時期や妊娠カレンダー

胎動とは赤ちゃんの動きがママのおなかを通して感じられるもので、感じ始める時期に関しては妊婦さん一人一人異なります。胎動を感じはじめる時期は、初産婦さんよりも経産婦さんのほうが早い傾向が顕著です。

経産婦さんでは18週目頃、初産婦さんでは20週頃が胎動を感じるひとつの目安になります。胎動を感じ始める時期には個人差があり、早い方では妊娠16週目頃から、遅い方でも妊娠7ヶ月に入る前には感じるといわれています。

妊娠初期でも胎児は手足を動かしていますが、赤ちゃんがまだ小さいため、胎動が子宮壁をとおして感じられません。赤ちゃんの胎動を感じるようになるのは、赤ちゃんの成長が著しい妊娠中期の半ば頃から。具体的には妊娠18週から22週頃になると、ほとんどの妊婦さんが胎動を感じます。

胎動を感じ始める時期は、出産経験の有無だけでなく、妊婦さんの体型や感じ方にもよります。胎動を感じるのが遅く、不安に感じる方は妊婦定期健診の折に医師に相談しましょう。

胎動の頻度と間隔

胎動の頻度と間隔

胎動を感じ始めたばかりのときは、胎動の頻度や間隔が不規則。これって胎動?と思われるほど弱く感じられますが、妊娠中期の半ばから終わり頃になると、胎動をしっかり感じ取れるようになり、間隔や頻度も規則的になります。

妊娠週が進むにつれて胎動の頻度と強さは変化していくことが特徴。妊娠中期、妊娠後期、そして臨月の胎動の頻度や特徴について詳しく知っておくことが大切です。

胎動カウントの重要性とは?

胎動カウントの重要性とは?

胎動を感じるようになったら、妊婦さんに胎動カウントを行うことを勧める病院もあります。胎動カウントを行うことのメリットは、普段から胎動に注意を払うことにより、何か異常が発生したときにすぐさま察知できること。

普段に比べると胎動の頻度が極端に減った、臨月になって胎動を感じる位置が変わった、胎動をまったく感じなくなったなど、胎動の変化に注意することは、おなかの赤ちゃんの状態を把握する手助けをしてくれます。

胎動カウントの方法

胎動カウントの方法

胎動カウントの一般的なやり方について詳しく覚えておきましょう。胎動カウントの一般的な方法は10カウント法と呼ばれています。これは赤ちゃんの胎動を10回感じるまでにかかる時間を計るカウントする方法で、これを毎日行い、その結果を必ず記録しておきます。毎日行うことで胎動の頻度や間隔をより正確に把握できるようになります。

カウントする時間は、一日のうちもっともゆったりとした気分になれる時間にしましょう。赤ちゃんの胎動を感じやすいように、静かな場所を選び、体の片側を下にして横たわるか、あるいは座った状態で行います。

横たわるときにどちら側を下にするかは妊婦さん次第。左側を下にしたほうが胎動を感じやすい、という方が多いようですが、これは妊婦さん一人一人の感じ方や好みによります。肝心なことは、もっとも胎動を感じやすいポジションを見つけること。静かな環境で気持ちをリラックスして行うことがポイントです。

胎動を数えるときにははっきりと感じ取れるものだけをカウントしましょう。ごく弱い動きやしゃっくりのような動きは除外します。

胎動カウントを始める時期

胎動カウントを始める時期

妊娠中期にはまだ胎動の感じ方が不規則で、カウントを行ってもデータにばらつきがでてしまい、参考にならないこともあります。胎動カウントをはじめる際には医師や助産婦さんの指示に従い行うようにしましょう。

妊婦さんに胎動カウントを勧めるかどうかは、産婦人科医の方針や考え方により異なります。多くの産婦人科病院では、妊娠33週、34週目の健診の段階で、妊婦さんに胎動カウント表をわたします。この胎動カウント表に、10回胎動カウントを行った上で次回の健診に持参します。妊娠後期の胎動カウントは、死産防止や妊娠の状態の異常を早期に察知するの上で重要な役割を果たします。

胎動カウントは赤ちゃんの異常を早期に発見するのに役立ちますが、その反面胎動カウントの結果に不安やストレスを感じる妊婦さんもいます。胎動カウントの結果や胎動の変化について、不安なことや疑問点がある場合には、一人で抱え込まずに、医師や助産婦さんに相談しましょう。※参照1

胎動カウントから分かる胎動の頻度

胎動カウントから分かる胎動の頻度

胎動を10回感じるまでにかかる時間の目安は30分程度といわれています。ただしこれはあくまでも目安であり、これより短いときもあれば長いこともあります。おなかの赤ちゃんは大体20分から30分おきに睡眠と覚醒を繰り返していますので、胎動を10回感じるのに長い時間がかかる場合には、時間帯を変えてもう一度カウントしてみましょう。

胎動カウントを毎日繰り返すうちに、胎動の頻度を把握できるようになります。通常時の胎動の頻度を把握すると、胎動の頻度が減ったときにすぐに分かります。普段は10カウントするのに30分程度かかるのに、1時間以上たっても10回カウントできない。胎動が著しく弱くカウントできない。こんな場合は病院に連絡する必要があります。

妊娠中期の胎動について

妊娠中期の胎動について

妊娠中期とは妊娠16週から27週目にあたります。妊娠初期のつわりも一段落した頃で、体調も良くなり、妊娠期間を通じてもっとも過ごしやすい時期。おなかの赤ちゃんもどんどん成長し、子宮の中での動きも活発になります。

はじめての胎動は、腸がぐるぐるとするような感じ、おなかの中が空気が動いているような感じ、ぐにゅぐにゆとした感じなど、妊婦さんによって感じ方はさまざま。最初はこれが胎動?とはっきり分からないこともありますが、妊娠週が進むにつれて胎動をしっかり感じ取れるようになります。

妊娠中期は赤ちゃんがまだ子宮内で自由に動き回れますので、胎動を感じる位置も頻繁に変わることがあります。胎動を感じるのは、赤ちゃんが左右上下に体を動かすとき、手足を動かすとき、しゃっくりをするときなど。

胎動を感じはじめたばかりの頃は、妊婦さんもまだうまく胎動をカウントできませんが、毎日続けるうちに、胎動を上手にカウントできるようになり、胎動の頻度も一定の範囲におさまってきます。

妊娠中期の胎動が頻繁な原因とは?

妊娠中期の胎動が頻繁な原因とは?

上述したように妊娠中期は子宮内にまだ十分なスペースがあり、赤ちゃんが自由に大きく動き回れます。赤ちゃんがぐるりと回転したり、足で蹴ったり、手を大きく伸ばしたりと大きく動くことが、胎動が頻繁になる原因と思われます。

もうひとつ考えられることは、カウントの仕方に少し問題があるかもしれないこと。胎動10カウント法では30分がひとつの目安といわれていますが、胎動の数え方によっては、10回の胎動を感じるのに5、6分しかかからない場合もあります。

たとえば小さな細かい動きをひとつずつ別に数えると、あっという間に10回に到達します。胎動が頻繁すぎることにより、何か問題が生じるわけではありませんが、あまりに頻繁すぎるのは、カウントの仕方のコツがつかめていないせいかもしれません。

通常胎動カウントをする場合には、大きな動きは一回と数え、細かく小さな動きの流れは全体で一回と数えます。しゃっくりのような弱い胎動は含めません。10カウント法で胎動が頻繁すぎると感じたら、まずは胎動の数え方が適切かどうか、助産婦さんや看護師さんに尋ねて確認してみましょう。

妊娠後期の胎動について

妊娠後期の胎動について

妊娠後期に入ると赤ちゃんはさらに大きくなっていますので、妊娠中期に比べると子宮内で動き回れるスペースは減っています。しかし反対に赤ちゃんの体はどんどん成長していますので、今までよりも強い力でママのおなかを蹴ったり、手足を伸ばしたりします。

妊娠後期の胎動が激しいときの対処方法

妊娠後期の胎動が激しいときの対処方法

家事や仕事中にいきなり激しい胎動を感じ、思わずうずくまってしまった。こんな経験をする妊婦さんもいるほど、赤ちゃんの胎動は時として激しい痛みとして感じられます。睡眠中に激しい胎動を感じるために睡眠不足に陥ってしまう方もいるほど。睡眠中に激しい胎動を感じたら、姿勢を変えてみるのもひとつの対処方法です。

激しい胎動によりおなかに痛みや張りを感じる場合は、すぐに楽な姿勢を取り休みましょう。胎動によるおなかの張りならば、しばらく休めばおさまります。痛みと張りが徐々に増してくる場合、痛みが規則的に起こる場合、出血がある場合、胎動が感じられなくなった場合には、すぐさま病院に連絡し、その状態を詳しく伝えましょう。

臨月の胎動について

臨月の胎動について

一般的に臨月になると胎動の頻度が減るといわれていますが、これは赤ちゃんが子宮の中で大きく成長し、大きく動き回ることができなくなるためです。ぐるりと回転するような動きは減りますが、手を動かしたり、足を蹴りだすような動きは続きますので、臨月でも頻繁で激しい胎動を感じる妊婦さんもいます。

出産予定日が近づく頃には胎動が少し減ったと感じられますが、まったく胎動を感じないということではありません。いよいよ分娩が始まると陣痛の痛みで胎動を感じなくなりますが、それまでは胎動を感じ続けます。臨月に入ってから胎動の頻度が極端に減った、胎動の強さが弱まった、胎動がなくなった、と感じる場合には、念のため病院に連絡して指示を仰いだほうが安心です。

臨月の胎動が頻繁な場合

胎動の感じ方には個人差があり、臨月に入っても頻繁に胎動を感じる妊婦さんもいます。胎動は赤ちゃんが元気で動いているというサインではありますが、あまりにも胎動が頻繁で激しく、強い痛みを感じる場合は少し注意が必要です。胎動が激しくおなかに張りを感じたら、とりあえず横たわるか楽な姿勢で座り安静にしましょう。

臨月に足の付け根に胎動を感じる場合

臨月に足の付け根に胎動を感じる場合

臨月に入り出産予定日が近づくと、赤ちゃんは少しずつ下に下がってきます。赤ちゃんが正常な体勢を取っている場合は、赤ちゃんの頭が下、足は上側にありますが、逆子の場合は足が下にあります。臨月になり胎動を感じる位置が足の付け根や恥骨のほうに変わったときは、赤ちゃんが逆子の可能性もあります。

逆子のままでは自然分娩を行うことができません。赤ちゃんが逆子と判断され、妊娠34週目頃になっても位置が変わらない場合は、帝王切開での出産が選択されます。医師や助産婦さんから逆子をなおすための逆子体操を勧められた場合は、指示にしたがって安全な方法で行うようにしましょう。

逆子をなおそうとして無理な体勢を取ったり、激しい運動をすることは危険です。赤ちゃんの体勢についての疑問点は医師に相談して、その指示に従うことが大切です。

臨月に胎動が減少した・痛みがある場合

臨月に胎動が著しく減り、それと同時におなかの痛みと出血があった場合、常位胎盤早期剥離の疑いがあります。これは分娩前に胎盤が剥がれてしまう症状で、そのままにしておくとおなかの赤ちゃんに命の危険がある怖い症状です。胎動が減ることに加えて、下腹部痛と出血が生じた場合は、早急に分娩予定の病院に連絡しなければなりません。

まとめ

妊婦さんの胎動が頻繁なときに知っておきたい情報をいろいろとご紹介しました。胎動はおなかの赤ちゃんの様子を感じ取れる貴重なメッセージ。胎動カウントを行うメリットのひとつは、胎動の頻度や位置をきちんと把握できること。

毎日胎動をカウントすることで、胎動の頻度が減ったときにすぐに察知することができます。胎動の変化に敏感になれるよう、胎動を感じるようになったらぜひ胎動カウントを行いましょう。

※参照1 特定非営利活動団体SIDS家族の会
※参照 宮崎県産婦人科会健康インフォメーション 胎動について

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