妊婦の体重管理について知っておきたいこと

体重の急激な増加に警告!妊婦が知るべき14の体重管理方法 妊娠中

妊娠中体重管理の体験談

目次

妊娠中の体重管理体験談

食べつわりの落とし穴で栄養指導に

食べつわりの落とし穴で栄養指導に

お腹がすくと気持ち悪くなる、口が寂しい、甘いものが食べたくなるなどといった食べつわりを妊娠初期で経験。

優しい旦那は少しでも楽になるならばと、なんでも食べ物を与えてくれました。そんな優しさに甘えコンビニスイーツ、パン屋さんの美味しパン、フルーツにケーキ、チョコレートなど甘いものを食べまくりました。

食べてる間は幸せで、つわりも楽になるのですが、いざ病院で身体検査があると、なんと数週間で3キロ増。自己申告していた体重とあまりにも違いすぎて看護師さんもびっくり。

しっかり栄養指導を受けて4週間かけて元の体重に戻しました。食べつわりのおかげで好きなものをたくさん食べれて幸せでしたが、体重増量という落とし穴がありました。 Aさん 22歳 10週

増えたのは当たり前?「そんなに食べてないんですけど・・・」

増えたのは当たり前?「そんなに食べてないんですけど・・・」

35歳で初めての妊娠。 妊婦雑誌の情報や、親戚や友だちから聞いていて妊娠中の体重増加には気を付けた方がいいことは知っていたので、妊娠後は体重が急激に増えないように気を付ける毎日でした。

妊娠初期はつわりで気持ち悪くなることも手伝って、朝昼晩の食事量も減り間食もあまりしなくなり、特に運動しなくても体重管理は完璧でした。妊娠5か月に入ったころつわりも治まり、妊娠前と変わらない食事ができるようになりました。

体重のこともずっと気にしていたので、食事量は急激に増やさないように意識しました。しかしこのころから無性にお菓子やパンなどの間食がしたくなりました。 朝昼晩の食事の量を気を付けているから、少しくらい間食しても大丈夫かな・・・という油断がダメでした。

妊娠21週の検診で、体重が1か月に2.5kg増加!看護師さんに、『体重増えすぎです。何か心当たりありますか?1か月に1キロまでにしてください。』とおしかりを受けました。

『そんなに食べてはいないんですけど・・・』とごまかしたものの、やはり間食の多さが体重増加に繋がったんだなと反省しました。それからは朝昼晩の食事は多すぎず少なすぎずしっかり食べて、間食はできるだけ控えました。

そして、毎日30分のウォーキングとマタニティスイミングも始めました。すると、それ以降体重管理がうまくいき、看護師さんから指摘されることもなくなりました。

妊娠したから赤ちゃんの分までたくさん食べないといけない、というのは昔のこと。量もほどほどに、無理のないように運動もして急激な体重増加を防ぐことが、母子ともに安全に出産することに繋がるのです。妊娠21週の出来事 Mさん 36歳

体重は増やすの減らすのどっち? 双子妊娠

体重は増やすの減らすのどっち? 双子妊娠

妊娠初期(8週頃)からつわりが始まり、1ヶ月で7kg痩せました。つわりが少し落ち着くと少しずつ食べられる様になり、19週頃には元の体重に戻っていました。

すると検診時に「いくら双子でも一気に体重が増え過ぎ。気を付けて下さい」と看護師さんからキツく言われてしまいました。その後からは食事の量やカロリーにかなり気を付け、ジムにも行きとにかく増えない様に努力しました。

すると今度は「痩せすぎなのでもう少し食べて下さい。双子妊娠なら14kgくらい増えても大丈夫」と先生から言われました。しかし、また増え過ぎで注意されるのが嫌だったので、とにかく増えない様に増えない様にと気を付けました。

30週の頃転院する事になり、その頃からむくみも出て来たせいか、体重は増えるばかり。32週~35週までずっと体重増加注意のハンコを押され続けました。

出産直前の体重は元の体重のプラス3.7kg。太って良いと言われたり気を付けなさいと言われたり、どうして良いのか分からなかった妊娠生活でした。 Kさん 30歳 19週~

たった2キロ「増え方の問題だから」体重増加に注意のハンコ

たった2キロ「増え方の問題だから」体重増加に注意のハンコ

かなりひどかったつわりもすっかりおさまった、妊娠20週ごろ。何を食べても美味しくなって、食に対する欲求がとてつもなく高まっていました。つわりの反動もあって食べる量も種類も倍増でした。

そんなときに妊婦健診があり体重測定してみると、前回より2キロ近く一気に増加していました。それでもつわりでだいぶ痩せたので、もとの体重から考えればそんなに変わらないレベルでした。

それでも医師は母子手帳に「体重増加に注意」のハンコをポンと押したのです。もとの体重との差を伝えても「増え方の問題だから。」とのこと。一気に増えるのはどうもダメみたいです。厳しい!と思いつつ、運動頑張らなきゃと思い直した日でした。Cさん 34歳 20週

体重管理できないけど 大丈夫?大丈夫?

まだまだ大丈夫?大丈夫?

「まだまだ大丈夫だよ」と先生に言われて妊娠30週。個人的にもともと太っていた上に妊娠前+10kgなのに大丈夫なのか?!と思っていたところにこのお言葉。

妊婦仲間の友人は「太りすぎて先生に怒られた~」なんて言ってたけれど一向にそんなこと言われる気配もなく一方に増え続ける私の体重。

結局出産前には+14kgというとても重い体になってしまったのですが、そのころにも「まだまだ大丈夫」と言っていた担当の先生。

先生は、「太りすぎも良くないと思うけれどそれを気にしてダイエットしたりストレスに思うのはもっと良くないからね。」とのこと。でもいったい何キロまでは大丈夫だったのかは謎です。 MIさん 29歳 妊娠30週

増えすぎに悩むと思っていたら…増えない体重

体重が増えすぎに悩むと思っていたら…

出産経験のある友人は、みんな口を揃えて「体重が増えすぎて、お医者さんに注意されてて大変だよ」と言っていたので、私もきっと食事制限をしなければいけないと思っていました。

でも実際にはその逆で、24週の健診で「体重の増えが足りないから、頑張ってもっと食べるようにして」と言われてしまい驚きました。

何でも食べればいいわけではなく、カフェインダメ、糖分ダメ、塩分ダメ…と、内容に気を付けながらたくさん食べないといけなかったので、普通なら嬉しいところですが意外につらかったです。

結局、毎日ノルマのように間食でおにぎりを食べ、なんとか標準の体重に追いつくことができました。YKさん 31歳 24週

初産での元々ぽっちゃり&甘いもので妊娠糖尿病に

初産での元々ぽっちゃり&甘いもので妊娠糖尿病に

34歳で初めて妊娠し、妊娠8カ月頃まで体重も+4キロぐらいで押さえていたのですが、元々ぽっちゃりだったのでそのせいだとは思いますが中期の検査で糖でひっかかり、大きい病院へ転院と言われました。

とてもビックリしました。そのころ甘いものをたべたくなり、食べていたからでしょうか。 今思えば、お腹の減りが強かったり冷や汗などあったと思いますがほとんど自覚はありませんでした。

すぐに管理入院し、薬の服用は妊娠中はできないのでインシュリンの注射を打つ練習をしました。 食事も制限され、1日4回の注射、血液測定は7回ありました。

精神的にも自分を責めてしまったり、子供への影響が出ないように必死でした。 無事、子供も産まれ体重も10キロ以上へり少し健康的になりました。これからも、次に備え体重管理に気をつけたいと思います。 AEさん 34歳 32週

急な体重増加で入院を勧められた結果

急な体重増加で入院を勧められた結果

20週検診の時に、入院を勧められました。4週間で8kgほど太ってしまったからです。ダメだとわかっていても食べてしまう日々が続いていました。

いわゆるマタニティブルーな状態になっていたのだと思いますが、とにかくストレスがひどかったです。

そこで、このままでは赤ちゃんが危険だということで先生の勧めもあり、入院することに。しかし、これがとても良かったです。

やはり病院ですからしっかり食事管理がされているというだけではなく、大きな病院だったので同じような妊婦さんも多かったんです。周りを見て自分の姿を改めることができたのはとても大きかったと思います。MSさん 29歳 妊娠20週

栄養指導を受けて むくみも!妊娠高血圧症

こんな生活を続けていたら大変なことに!

二人目の妊娠だったのですが、つわりもなく順調に子どもは育っていたのですが、つわりがないせいか食欲が落ちる事もなく、食べたい物を食べ続けていたら、 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)と診断され、入院を余儀なくされました。

定期健診はきちんと通院していて、体重の増加を指摘はされていたのですが、むくみなどは無かったので、指導のみだったのですが、妊娠中期からはむくみも指摘され、栄養指導を受けて、塩分やカロリー計算など病院内で別途の部屋で栄養士さんから指導を受けました。

家にいると、なんだかんだで結局普通に食べてしまい、長男が生まれたのは2月で妊娠中のテレビでの番組は美味しいラーメン特集などの、よだれが出そうなグルメ番組ばかりで少し位ならいいかもなんて、私を含めて周りの人間も 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の恐ろしさを知らないので、私が食べていても「きっと子どもが欲しがっているんだ」などとお気楽気分でした。

結局、むくみが出てきて入院でした。退院後は体重増加を防ぐ為に、1週間に一度の検診で、むくみと体重測定をしました。塩分を取り過ぎというのは非常に妊婦には悪影響が多いので、お医者様からも栄養士さんからも、徹底的に指導されました。

とにかく味の無いようなはっきり言って栄養はあるが、美味しくない物を食べなければいけないと解釈し、時期はなべの季節でしたので、油を殆ど使わず、野菜中心の鍋で食生活を送っていたところ、人間の体は正直で意識して生活していると、すぐに効果が表れました。

かなり太っていたのですが、体重管理の食生活を始めてからは、妊娠前とさほど変わらぬ体重となりました。むくみも取れて、お医者様はこの調子で出産を迎えて欲しいと釘をさされ、生んだ後は思い切り食べるぞーと思いながら、妊婦の間はつつましい食生活を送りました。

私自身はどうも妊娠すると腎臓の機能が低下する体質のようで長女の妊娠時も入院まではいかなかったのですが、同じような体重増加がありました。

長女出産後は出産太りで5㎏位体重増でしたが、そのまま長男出産後はまたまた、食べられなかった反動で5㎏増で、結局、妊娠する前と比べると10㎏も増えてしまいました。

子どももある程度成長した10年後に働いていた会社の健康診断でメタボと生活習慣病で糖尿病の疑いと診断されました。子どもの為には我慢できましたが、自分の為には我慢できなかった事に後悔あとに立たずです。 TUさん 38歳 25週

体重管理は気を抜けない 臨月の増加がすごいんです。

体重管理は気を抜けない 臨月の増加がすごいんです。

妊娠が分かったときから産院では体重管理は気を付けてくださいね、と言われていました。つわりも特になく、偏食が起きたり、食べれなかったりということもなく、普段と同じような食事量でしたが、体重は多少は増えていったのですが、まぁ許容範囲でこのまま順調にいけばいいなぁと思っていました。

しかし、30週を越えてから、それまで緩やかだった体重増加が急激なものになってしまいました。

おやつを控えたり、ご飯を減らすように意識してみても、臨月に入るとなぜか1週間で1キロペースで体重が増えてしまいました。

何もしなくても最終的には体重がすごい増加してしまうので、最初からそれを見越した体重管理をおすすめします。 TNさん 28歳 30週

ありのままで 妊娠前プラス18キロでも大丈夫!

ありのままで 妊娠前プラス18キロでも大丈夫!

私の体重増加は12キロまで。お医者さんにそう言われ、正直余裕だと思っていました。初期の頃つわりで食べることができていなかったので体重は減っていたしこのままの生活していれば大して増えないだろうと思っていました。

この考えが甘かった。安定期に入り、食欲も戻ってきたら今までの反動なのかついつい食べ過ぎ傾向に。ご飯が美味しく感じて仕方なかったのです。

案の定体重は右肩上がり。1ヶ月に二キロ増えてしまう月もありました。でも担当の先生は特に注意することもなく日々が過ぎていきました。後期に入ると甘いものが欲しくてたまらなくなりパクパク。そして体重は妊娠前プラス18キロ!

特に先生からも注意されなかったし、胎児母体ともに経過も至って順調だったので開き直ってありのままの自分を受け止めることにしました。

そして無事に可愛い赤ちゃんを出産しました。産後の体重は、妊娠前よりマイナス3キロです。ちゃんと戻りました。

体重に気を遣うのも大切だけど、トラブルがなければ何より大切なのはストレスを溜めないことだと思います。あとは先生の指示に従うことが大切だと思います。こんな妊婦もいたんだなと参考になれば幸いです。Hさん 20週~出産