妊婦の旅行「マタ旅」に行くときに知っておきたいこと

主人と入籍し結婚式の前に妊娠が分かりました。ただ、まだ初期も初期だったため家族には言わずに挙式を迎えたのですがその１週間後に新婚旅行が控えていました。

場所はグアムで５泊くらいの予定。まだ病院に行くにも早い時期だったため親と姉（経産婦）に相談し何かあっても仕方ないとのことで、新婚旅行に出かけました。

移動は何の問題もなく、体調の変化と言えば少しつわりが始まっていたので食べたいものがあまり食べられず海で泳いだり激しい運動が出来なかったのが心残りだったと主人にも言われました。その後無事に息子を出産しました。次行く時は子供から手が離れて老後だねと話をしています。Ｍさん　32歳 妊娠超初期～初期

新婚旅行もかねて国内で２泊３日の旅行に出かけました。悪阻も収まっていて安定していたので出産前にゆっくりできればと思い計画しました。

近くの産婦人科も調べておき、日程などは詰め込みすぎず、宿泊は温泉にして体に無理のない計画を立てたつもりでしたが、新幹線はなんともなかったのがバスや電車で酔ってしまい薬も妊娠中で飲めず観光のほとんどをあきらめました。

乗り物よいをしたこともなく車も平気だったため体調の変化に驚きました。観光は近場で乗り物酔いがないタクシーを使いましたが思わぬ出費でした。温泉でゆっくりできましたが、普段電車やバスに乗らないので計画段階で確認しておけば良かったと思います。Ｏさん　25歳 妊娠14週

妊娠前から、この日はライブに行くと決め、有給を事前に取り、チケットを確保していました。しかし、ライブ前に妊娠発覚。行くか行かないかとても迷いました。ホテルも予約して友達とも約束していたので、断ることもできないので結局行くことに。

ライブの時は、せっかく楽しめる場なのに、つわりで気持ち悪く、ずっと終わることを考えていたので大変でした。ホテルに帰ると、夕飯をトイレで戻してしまい、友達に心配かけてしまいました。

次の日の新潟観光は、友達が気を遣ってくれ、お土産を買う程度ですぐ帰ることにしました。友達にも申し訳なかったし、楽しめなかったし、失敗しました。これから、旅行を考えている方は、つわりが落ち着いてからの旅行をオススメします。Ｎさん 25歳 妊娠15週

安定期に入って体調もよくなってきた頃に近場に旅行に行きました。妊娠中は大浴場などの入浴を避けたほうがいいと聞いたのでお部屋に露天風呂がついているものを探しました。

事前に妊娠中である旨をお宿に伝えていたので、ホテルに到着してお部屋に入ると妊婦用の抱き枕やノンカフェインのドリンク、肌寒い時期だったので浴衣のほかにフリース生地の羽織を用意していただいていたのでとても快適に過ごせました。

また、ごはんの際もノンアルコールのカクテルや生ものを別のものに変更していただいたりデザートプレートにも妊娠おめでとうございますのメッセージも書いていただき本当に素敵な思い出になりました。

今は、どこのお宿も妊婦さんにいろいろ対応してくれているので事前に連絡したりチェックしたりすれば妊娠中でもとても楽しい旅行ができます。Ｌさん　28歳 妊娠19週

妊娠５ヶ月で安定期に入りつわりも大分治まってきたので気分転換に北海道に旅行に出掛けた際に、無謀にもクルージングに参加しました。もともと酔い易い体質だったにも関わらず旅行でテンションが上がっていてせっかくここまで来たのだからと安易に参加してしまいました。

最初はとても快適でしたが20分程してからは気持ちが悪くて顔色は真っ青、何度もトイレで吐きまくりました。

船を降りた後もずっと胃が踊っているような感覚でずっと気分が悪くその日一日吐き気との戦いとなり、旅行どころでは無くなってしまいました。妊娠中の旅行には無理は禁物、のんびりと体を休めることを考えたプランにすることがとても大切だと痛感しました。 Ａさん 29歳 妊娠19週

妊娠6ヶ月に入った20週の時、つわりも治まり、体調も良かったので、夫婦2人で温泉旅行に行きました。妊娠前から年に1度ほど訪れているお気に入りの温泉宿です。

妊娠中ということもあり、少しプランをグレードアップして部屋食に貸切風呂にしました。馴染みの宿なので妊娠を伝えるとお祝いしていただき、特別にタオルの記念品をいただいたり、とても良い思い出になりました。

妊娠中で体重管理をしていましたがこの日ばかりは解禁で、気にせずに美味しくたくさん料理もいただきました。その後は子育てが大変で、家族でその旅館に泊まりに行けたのは5年後でした。

そのため子どもが生まれる前の妊娠期間中に夫婦2人でゆっくり旅行ができたのは、本当に貴重な時だったと今になってなおさら感じます。Ｎさん　31歳 妊娠20週

安定期に入って、美味しいものは美味しいと感じられるようになり、今のうちに旅行にでも行こうという事になり、妊娠7ヶ月の時に熱海の温泉宿に泊まりに行きました。朝は部屋食だったのですが、夕食のバイキングが色々なデザート、和洋中華の大皿にテンションが上がってしまい、もともと貧乏性なもので「もとを取ろう」と沢山食べてしまいました。

普段体重管理はしていたし、塩分もなるべく控えて浮腫まないようにしてので、旅行中だもの今日くらい良いだろうと、デザートのケーキ・果物もしっかりいただき、お腹いっぱいという感じを久しぶりに味わってしまいました。久しぶりに好きなだけ好きなものを気にせず食べられて幸せでした。そのせいか翌日は浮腫み、便秘がひどくなりました。

旅行の帰りの足で検診に行ったら、体重を注意され(増えていい範囲からプラス1.5kgでした)、バイキングでも注意して食べないと、と言われました。赤ちゃんに影響のない液体の下剤を出してもらい、便秘は何とかなりました。そのあとはしばらく粗食で過ごしましたが、妊婦さんにもせっかくの旅行の時くらい「たまには」はあっていいと思っています。Ｒさん　32歳 妊娠7ヶ月

主人と妊娠中に、旅行に行きました。おいしいお蕎麦が食べたいと話をして、行き先を決めました。その近くには有名な神社があり、せっかくだからお参りに行こうと歩き始めました。

すると想像以上に遠いのです。参道の砂利道は果てしなく、空気も美味しく歩くのは気持ちが良いのですが、先が全く見えません。引き返すにも神社の位置が見えないので、歩き続けることにしました。

するとそこから大きな石の階段の山道を登っていかなければいけません。私は少しずつお腹が張り始めていました。主人に引き返そうと提案してみますが、ここまで来たから、ゆっくり行ってみようということになりました。

結局山登りに近い参拝となり、私はその1週間半後に切迫早産で入院することになってしまいました。 Ｔさん 32歳 妊娠26週

長男2歳の誕生日に主人の有給が取れたのでディズニーシーに行ってきました。私は妊娠27週で安定期でした。息子が乗れるアトラクションを調べている時に妊婦は注意が必要という表示を見つけました。

妊娠中、遊園地に行くのは初めてだったので息子のことだけでなく妊婦についても調べる必要があることにその時初めて気づきました。

ディズニーではゲストアシスタントカードという制度がありお年寄りや妊婦さんが長時間列に並ばなくても他の場所で座って待つことができるというものでした。

私の場合は当日に申請し、すぐに許可がおりました。おかげで無理なくアトラクションに乗ることができ、また2歳の息子も初めてディズニーシーを堪能することができました。Ｈさん 27歳 妊娠27週

妊娠28週の夏に主人と車で秩父まで一泊旅行に行きました。妊娠中ということもあり、とにかくのんびり過ごすことを目的にしました。とてもお天気が良く暑かったのを覚えています。まず華厳の滝に向かいました。

滝までの道のりは妊婦の身体にはきつかったですが、滝に着いたらその疲れも吹っ飛びました。滝周辺はとても涼しくマイナスイオンたっぷりです。冷たい水に足を入れてしばらくのんびりと滝を眺め、リフレッシュしてから宿へ行きました。

妊娠中の旅行は無理に計画を立てる必要はないように感じます。もちろん無理は禁物です。普段の旅行なら計画を立てて無駄のないようにいろいろな場所へ行く方が楽しめそうですが、妊娠中は無計画で行ける所に行ってみる…。そんな旅行もたまにはいいのかな？と思います。

そのときの旅行の様子をビデオで撮っていたのですが、今はそれを子どもと一緒に観ています。「このとき○○がお腹にいたんだよ」と言いながら幸せな時間を過ごしています。 Ｇさん　30歳 妊娠28週

出産してからはしばらく旅行に行けないから今のうちに行っておこう！という気持ちもあり、妊娠後期、33週頃に国内旅行に行きました。本当は海外も少し考えたのですが、万一何かトラブルがあったときに困るな…と思ったので、最終的に海外はやめました。ちなみに行先は九州地方です。

のんびりとドライブをしたり動物園に行ってまったりとしました（ディズニー等の人が多すぎるところは逆にストレスになるかなと）。

大きなトラブルはなかったのですが、1日だけちょっと胎動が少なかった日があったのでちょっと焦りましたね。今思うとたまたまその日は赤ちゃんがよく寝ていたのかも…。でも、旅行自体は楽しくて良い思い出になりましたよ。Ｍさん　30歳 妊娠33週