陣痛がこないときに知っておきたいこと

陣痛こないときに知っておきたいこと

臨月に入り出産予定日が近づいてくると、気になるのが陣痛のこと。陣痛の痛みや感じ方はもちろんのこと、いつ陣痛がおこるのか、そのことが不安でストレスを募らせてしまう妊婦さんは大勢います。

出産予定日が近づいているのに、なかなか陣痛がこない。どうして陣痛がこないの?このまま陣痛がこなかったらどうしよう?と焦りや不安を抱えてしまうのも無理はありません。

出産予定日が近づいても陣痛がこない原因や対処方法、陣痛がこないときに行いたい運動など、陣痛がこないときに知っておきたい情報を幅広くご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

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出産予定日に陣痛はくるものなの?

出産予定日に陣痛はくるものなの?

出産予定日になっても、陣痛がおこる気配が一向にないと焦ってしまいます。出産予定日までには陣痛がおこるはずと思っていたのに、どうして陣痛がこないの?と不安に感じてしまいます。

出産予定日はあくまでも予定とはいえ、なるべく出産予定日に分娩を終えたい、と思うのは自然なこと。出産予定日を超過しても陣痛がこないと、陣痛促進剤を使うの?帝王切開になるのでは?といろいろな不安が頭をよぎります。

陣痛がこない原因とは?

陣痛がこない原因とは?

陣痛がこない原因はずばり、まだ赤ちゃんとママの体の準備が整っていないから。子宮口が開き、赤ちゃんが骨盤にぴったりと頭をつけ、産まれてくる準備が整ったときにはじめて陣痛がおこります。

陣痛がいつくるかさえ分かっていれば、イライラしながら待つ必要もありませんが、残念ながら陣痛がいつくるかを予測するの医師にも不可能なこと。陣痛は出産予定日前にくることもあれば、予定日を超過してからくる場合もあります。

出産予定日はあくまでも予定

出産予定日はあくまでも予定

出産予定日は、最終月経の開始日から数えて算出した予定日ですが、その後の超音波検査で赤ちゃんの成長の状態をチェックし、修正を加えることもあります。

出産予定日は妊娠40週0日目に定められていますが、実際の出産は予定日よりも早くあることもあれば、遅くあることもあります。出産において母子ともにもっともリスクが少ないとされるのが、正期産です。

正期産とは出産予定日の前後5週間を指します。出産予定日が近づくと、陣痛がいつくるのかイライラと不安な思いに駆られますが、焦りは禁物。陣痛がくる可能性のある時期は、5週間と長丁場。いつ陣痛がきても大丈夫なように、入院準備を万端に整え、あとは気持ちをリラックスさせて待つことが大切です。

正期産について

正期産とは、妊娠37週目0日から41週6日目までの出産を指します。この期間内の分娩は、赤ちゃんとママにとってもっともリスクが少ないため、できる限りこの期間内に出産を終えることが望ましいとされています。

出産予定日は妊娠40週0日ですので、予定日前の3週間、そして予定日後の2週間の期間が、この期間に相当します。

過期産のリスク

正期産を超過してからの出産は、過期産と呼ばれています。過期産になると、赤ちゃんと母体の両方にさまざまなリスクが生じます。赤ちゃんに対するリスクとしては、巨大児になる可能性が高く、他にも羊水が減少することによる臍帯圧迫や胎児機能不全といったリスクも生じます。

このように過期産になると、いろいろなリスクが増大するため、妊娠41週目に入っても陣痛がこない場合は、妊婦さんと相談の上、誘発分娩が選択されることもあります。

自然に陣痛がくるのを待つのはいつまで?

自然に陣痛がくるのを待つのはいつまで?

妊娠42週0日からは過期産に入ります。出産予定日を過ぎても一週間程度は、自然に陣痛がくるのを待つことが一般的ですが、問題は出産予定日を一週間超過しても陣痛がこないとき。

出産予定日を過ぎても陣痛がない場合、毎週病院で検診を行い、赤ちゃんと母体の状態を慎重に観察していきます。妊娠41週0日~6日目は正期産の範囲内ですが、41週6日になっても陣痛がこなかった場合のことを考える必要があります。

予定日の一週間後が目安

自然に陣痛がくるのを待つタイムリミットについては、医師の判断や母体と赤ちゃんの状態によっても違ってきますが、ひとつの目安になるのは、出産予定日の一週間後、つまり妊娠41週目。

過期産のリスクを回避するため、誘発分娩を行うかどうかの決断は、妊娠41週目に入ってから行われることが多くなります。ただし母体やおなかの赤ちゃんの状態によっては、それ以前に誘発分娩を行うこともあります。

初産婦は経産婦よりも陣痛がくるのが遅い?

初産婦は経産婦よりも陣痛がくるのが遅い?

初産婦さんは経産婦さんに比べると陣痛がくるのが遅い、という話を耳にすることがありますが、これは本当でしょうか?

結論からいうと、これは本当とはいえません。陣痛がくるのが早い・遅いことと、出産経験の有無に相関関係があることを示す医学的な根拠はありません。

初産婦さんでも、経産婦でも、予定日よりも早く陣痛がくることもあれば、遅くくることもあります。また一回目の出産では予定日よりも早く陣痛がきたけれど、二回目の出産では遅くきた、という方もいますので、陣痛の早い・遅いと出産経験は無関係といえるでしょう。

陣痛がこないときに行いたいこと

陣痛がこないときに行いたいこと

出産予定日が近づいたのに陣痛がなかなかこない、こんなときに行いたい対処法を挙げてみましょう。陣痛は子宮口が開き、赤ちゃんがおりて来る準備ができてからはじめておこるもので、妊婦さんがひとりで焦っても仕方ありません。

陣痛についてくよくよ悩んだり、不安に思って過ごすことは、妊婦さんの精神状態に悪い影響を与えます。残り少ないマタニティライフを充実して過ごすためには、ポジティブな気持ちで陣痛を待つことが求められています。

体を動かす 安産のために

体を動かす

予定日が近づいたら、家事をしながら体を動かしたり、スクワット、ウォーキング、体操、散歩などで、軽く体を動かしましょう。雑巾がけや階段の上り下りもおすすめです。

臨月で出産前だからといって、まったく体を動かさない方もいますが、これは問題です。体重の増加が許容範囲を超えてしまうと、おなかの赤ちゃんが育ちすぎてしまい、結果として難産になるおそれがあるからです。

運動をしたからといって、陣痛が早くくるという保障はありませんが、安産を目指すためにも、軽い運動を行うことをおすすめします。また体を動かすことは、陣痛待ちの気分転換にもなり、陣痛のことばかり考えてイライラする気持ちをリラックスさせます。

運動するときに無理しないこと

ただし無理して運動することは絶対に禁物。予定日前の大切な体ですので、運動中に転倒や怪我をしないよう、十分注意しましょう。散歩やウォーキングを行う場合は遠出は控え、よく知っている場所を選ぶようにしてください。

臨月に入ったら、陣痛や破水はいつおこってもおかしくありません。いざという時にすぐに対応できるよう、母子手帳、保険証や診察券などは必ず持ち歩きましょう。

おっぱいケア 母乳マッサージ

母乳マッサージ

出産後の母乳の出をよくするためのマッサージ法が、母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)。乳房を優しくマッサージすることで、母乳の分泌を促します。おっぱいマッサージは授乳中にも行いますが、出産直後の授乳にそなえて、妊娠後期からおっぱいケアを始めている妊婦さんもいます。

乳頭や乳輪への刺激があると子宮が収縮するため、切迫流産や切迫早産のリスクがある方は、おっぱいケアはできませんので注意してください。自分で判断できない場合は必ず医師や助産婦さんに相談しましょう。

予定日が間近に迫り、早く陣痛がきてほしいときには、おっぱいケアを行ってみましょう。おっぱいマッサージのやり方は、母親教室で助産婦さんから教えてもらえます。やり方が分からない方は出産後のことも踏まえて、出産前にぜひ覚えておきましょう。

体を温める リラックスする

体を温める

手足の末端やおなかを冷やさないようにしましょう。妊婦さんの体はむくみやすく、血行不良になっている方も少なくありません。

ほどよく温かいお湯につかることにより、体と心の緊張がほぐれ、リラックス効果が得られます。

不安なことは医師に相談する

不安なことは医師に相談する

陣痛に関する不安や疑問、予定日を超過しても陣痛がこなかった場合の対応など、気になることは病院での健診の際に、医師や看護師さんに直接相談しましょう。

自然に陣痛がくるのを待つのはいつまでなの?誘発分娩をするとしたら、どんな方法を用いるの?陣痛促進剤は使うの?帝王切開の可能性はあるの?など、陣痛と分娩に関する不安な気持ちを直接伝え、解決するよう努めましょう。

誘発分娩は医療的な必要性があるからこそ行われるものですが、どんな方法を用いるかについては、ご本人の同意が必要です。陣痛がこなかった場合の誘発分娩に関する疑問点や不安は、医師に積極的に質問し、あらかじめ解消しておくと、予定日前のイライラや焦りの解消につながります。出産の形に関する希望がある方は、あらかじめバースプランとして提出しておいてもいいでしょう。

陣痛に関する情報を養っておく

陣痛が始まったら痛みの間隔や持続する時間を計らなければなりません。病院に行くタイミングは、陣痛の痛みの間隔が目安になります。

初産婦さんの場合、痛みの間隔が10分になったとき、経産婦さんの場合は間隔が15分間になったときが、病院に行くタイミング。陣痛がいつくるかばかりが気になって、いざ始まるとパニックになってしまった。こんなことにならないように、陣痛や分娩に関する正しい知識を養い、陣痛の始まりに備えましょう。

まとめ

陣痛がなかなかこないときに知っておきたい情報を幅広くご紹介しました。出産予定日はあくまでも予定であり、実際のところは出産予定日後に陣痛がくる可能性もありますので、焦ったり、不安に思う必要はありません。

陣痛はおなかの赤ちゃんが子宮の外に出る準備が整ったときにはじめておこるもの。陣痛がなかなかこない、とイライラせず、ゆったりとした気持ちで待つことが大切です。可愛い赤ちゃんと対面する日まであとわずか。出産の準備をきちんと済ませ、安産を目指しましょう。

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