妊活に葉酸が必要な理由!

妊娠中はその状態を維持するため、またお腹の赤ちゃんが丈夫に育つためには、五大栄養素がバランスよく摂取できなければなりません。妊娠するとカルシウムや鉄分を余分に必要とするのは常識ですが、現在はその他に葉酸の摂取が大きく注目されています。

これまでは葉酸不足で問題となる件数が極少数だったのですが、食生活が変わり葉酸不足が顕著になってきたため問題件数増加の恐れがあるとして、欧米では1990年代からサプリで摂取量を増やすよう勧告が出されています。

日本では厚生省が2000年に勧告をスタートさせましたが、当時の認知度はまだ低くここ数年やっと勧告が受け入れられるようになった状態です。さらに厚生省では妊娠中の女性だけでなく、妊娠を望む女性にも葉酸の摂取を勧めています。

妊娠したら葉酸サプリを服用すればいい、と思っていた方はいませんか?どうやら妊活している時から葉酸を摂取すると、自分とお腹の赤ちゃんにとって好調なスタートが切れるようです。そこで、妊活中、妊娠前に葉酸を服用するのがなぜ良いのか、その理由を挙げました。

そもそも葉酸ってなに?

そもそも葉酸ってなに?

葉酸は妊婦さんによい、と言う事は皆さんご存知でも、じゃあその葉酸とはどんなものですか?と聞かれると、はっきり答えられない人が多いのではないでしょうか。葉酸はビタミンB群の一つで、別名はビタミンB9です。

細胞のDNAを作る酵素をサポートする働きをして、成長には欠かせないビタミンです。葉酸を多く含む食品は葉酸の名前の元となった、ほうれん草などの緑黄色野菜や豆・レバーがあります。

20~30代の女性の葉酸摂取量は一日240μgで、妊婦は440μg・授乳期は340μgと、産前産後の時は約1.5倍~2倍の摂取量です。妊娠中の葉酸摂取量を食事で摂ろうとすると太ってしまう可能性があるので、サプリでの服用が便利です。

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妊活中に葉酸飲んでおく理由

妊娠前から飲んでおく理由

生理が来なくなって妊娠を自覚する時は、すでに妊娠2~3ヶ月に入っていますよね。エコーで確認しても、胎児はまだ小さな豆のようにしか見えません。

しかし様々な器官形成を一斉にスタートする絶対過敏期と言われ、胎児にとって一番重要な時期なのです。もっとも大事な心臓や神経などを作り始めるのもこの時期なのですが、細胞分裂の核となるDNAを作る酵素をサポートする葉酸量が少なければ正常に成長できず、赤ちゃんに大きな悪影響を与えます。

また、妊活中や妊娠初期から体調を整える葉酸を服用していれば、急に体調を崩す事もありません。調子が悪くなってから服用しても、効果を発揮して体調をカバーするまでには時間がかかるので、それなら前々から準備したほうがよいですよね。そんな理由で、妊娠前から葉酸の摂取を勧めているのです。

葉酸不足は赤ちゃんにも影響大

赤ちゃんにも影響大

母体の葉酸不足は赤ちゃんに悪影響があると述べましたが、特に脳につながる神経系の障害が起きる可能性が高いのが特徴で、神経管欠損症と呼ばれその中に大脳が欠損または縮小する無脳症や、脊椎の一部が左右に分かれてしまう二分脊椎も含まれます。

現在日本は1000人あたり0.6人の発症件数と少ないのですが、食生活の偏りや乱れが原因でそのうち増えるとも考えられ、厚生省は日頃から適切量を服用するよう勧告を出しています。

また、葉酸は細胞のDNA生成をサポートする働きがあるので、胎児の成長を妨げ発育不良を引き起こす可能性があります。

受精や妊娠状態を維持するために

体の冷えにつながる貧血改善に効果あり

血液を作るのに必要な栄養分は鉄分だけ、と思っていませんか?実はそれに加えてビタミンDと葉酸が必要なのです。

細胞分裂をサポートする葉酸が不足すると、血液中で酸素や栄養分を運ぶ赤血球が成長しきれずに、従来の働きが出来なくなる巨赤芽球と呼ばれるものが増えてきます。

そうすると赤血球自体の数が少なくなり体に十分な酸素が供給されないので、貧血や息切れ・エネルギー不足などの悪性貧血を引き起こします。それから血液の働きが悪くなると血行も悪くなり、自動的に体の冷えを引き起こします。

受精や妊娠状態を維持するためには子宮に十分な血液がある柔軟性が必要になりますが、体が冷えてしまえば正常な活動が出来なくなってしまいます。

精子の染色体異常

男性の体の調子を整えるのにも必要な栄養素

妊娠や出産に関することは女性のものと思われる方が多いですが、男性がいなければ妊娠は出来ません。丈夫で健康な赤ちゃんを望むのならば、女性だけではなく夫婦二人で体の調子を整えて妊娠に臨む必要があります。

細胞のDNA作成に関わってくる葉酸はもちろん男性にとってもとても重要なビタミンで、精子の染色体異常を抑える働きを持っています。特にアルコールを摂取する機会の多い男性は、葉酸が不足しがちです。

お酒を飲むと、トイレが近くなりますよね?葉酸を含むビタミンB群は水溶性ですので尿と一緒に排泄されますが、アルコールを摂取すると腸から吸収される前に排泄されてしまうのです。

男性に必要な葉酸摂取量は女性と同じ1日200µgで、アルコールを摂取する機会の多い方は更に野菜・果物を意識して多く食べる必要があります。

妊娠中のうつを抑えるために効果的

妊娠中のうつを抑えるために効果的

つわりが始まってから妊娠が分かる人が多いですが、妊娠が分かってからはこれまでにないホルモン分泌や体質変化に心がついていけず、軽いうつ状態になる人が妊婦の10人に1人いると言われています。

うつに効果的なのがビタミンB群という研究結果が複数報告されていますが、その中でも重要なのがビタミンB6・12、そして葉酸です。

どれも気持ちを落ち着かせて正常な神経システムを維持するのに重要な栄養素で、軽度~中度のうつ症状には葉酸の摂取で効果が認められています。不安になりやすい人やすぐに落ち込む性格の人は、妊娠する前から葉酸を摂取していれば急激な体の変化に心が戸惑う事を抑えられます。

子宮の免疫力を高める

子宮の免疫力を高める

妊活では食事・生活習慣など日常生活の規則正しいバランスがもっとも重要になってきますが、赤ちゃんを健康にお腹の中で育てるためには、病気を寄せ付けない子宮の免疫力の強化も必要です。

子宮がんは女性専用の病気で、特に子宮の入り口に出来る子宮頸がんは、性交渉時のヒトパピローマウイルス感染が原因で発症します。しかしこのウイルスは性交渉した女性の8割がかかりますが、通常は自己免疫力で自然に排除されるものです。

しかし免疫力が弱かったり体の冷えが強いと、子宮の働きが弱くなり病気の進行が進みます。

血液中の葉酸濃度が低いと子宮頸がん発症率が高くなるとのアメリカの研究結果もあることから、妊娠を妨げるがんや子宮の不調を改善するには葉酸が不可欠なのが分かりますね。

妊活、高齢出産を望む方は葉酸を

高齢出産を望む方は特に必要

日本の初婚年齢は段々と上がっていて、現在は女性の平均初婚年齢は29.2歳で男性は30.8歳です。

これが高齢出産が多くなっている原因の一つで、現在は10人に3人が35歳以上で子供を生んでいます。高齢出産は元々妊娠する確率が低く、妊娠しても中毒症や糖尿病を発症する割合が高く、また赤ちゃんも未熟児やダウン症・自閉症で生まれてくる割合が高い傾向にあります。

高齢出産を望まれる方には20代の女性が妊娠するよりも、更にしっかりとした体調整備が必要となり、妊娠・出産後や赤ちゃんのリスクを避けるためにも、妊娠前から葉酸摂取には特に注意を払う必要があります。

35歳以降で妊活をしている方は、厚生省で推奨している葉酸摂取量をしっかり守り、時には少し摂取量を増やす気持ちでいても良いかもしれません。葉酸の一日摂取量限度は1000µgなので食事だけで葉酸を摂る分には問題ありませんが、サプリで摂取量を増やす場合は良く計算して摂取しましょう。

まとめ

葉酸サプリ

いかがでしたか。葉酸は私達を形作る細胞の中核に大きく関わっていて、妊娠前から妊娠中・産後までお母さんにとっても赤ちゃんにとっても最も必要な栄養素の一つとして考えられているのも頷けますね。

今妊活中という方は、ぜひ一度夫婦で葉酸摂取量の再確認をしてみてはいかがでしょうか。