妊娠超初期~妊娠初期の胃痛で知っておきたいこと

妊娠超初期~妊娠初期の胃痛で知っておきたいこと 原因 対策 痛み方 流産 いつから など

妊娠初期におなかに違和感や胃痛を感じると、もしかして流産?と非常に不安な思いをしてしまいます。しかし妊娠初期や妊娠超初期の胃痛は、妊娠の兆候の一つともいわれており、多くの方が経験する症状です。

胃痛の起こる時期に関しては妊婦さん一人一人違っていますが、人によっては生理予定日よりも前、つまり妊娠超初期から胃痛を感じることもあるようです。感じ方やはじまる時期の異なる妊娠初期の「胃痛」、その原因や症状を知ることにより、妊娠初期の不安が解消されます。

妊娠初期の胃痛、いつから始まりいつまで続くのか?胃痛は流産の兆候なのか?胃痛があったら病院に連絡すべきか?など、妊娠初期の胃痛に関する疑問はたくさんあります。妊娠初期の疑問や不安を解消するには、胃痛が生じる原因や対処法について知っておかなければなりません。

すでに妊娠中の方にも、また妊娠を待ちわびている方にもぜひ読んでもらいたい、妊娠初期・妊娠超初期の胃痛に関するまとめになります!

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妊娠初期の胃痛の原因は「黄体ホルモン」?

妊娠初期の胃痛の原因は「黄体ホルモン」?

妊娠初期に胃痛がするのは、黄体ホルモンの分泌の増加によります。排卵日前までに分泌が盛んだった卵胞ホルモンに代わり、排卵日以降は黄体ホルモンの分泌が増加します。生理周期においてこの時期は黄体期と呼ばれ、体温が高い「高温期」でもあります。

黄体ホルモンと胃腸のはたらき

黄体ホルモンと胃腸のはたらき

黄体ホルモンは妊娠の成立と継続にきわめて重要なはたらきを果たします。黄体ホルモンは女性の体温を上げ、受精・着床を起こりやすくします。子宮内膜に栄養をたっぷり含んだ血液を集め、ふかふかで柔らかな「ベッド」を用意し、受精卵が着床しやすいように整えてくれます。

そして着床した受精卵が順調に育つよう、子宮が収縮するを防ぐはたらきも担っています。子宮の収縮を防ぐというはたらきは、妊娠の成立および継続にとって非常に重要です。しかしながら黄体ホルモンは時として胃腸のはたらきを低下させてしまいますので、これにより妊娠初期に胃もたれや胃痛が生じてしまいます。

妊娠超初期の胃痛はいつから始まる?

妊娠検査薬期間

妊娠超初期の胃痛の始まる時期は、妊婦さんの体質や感じ方により異なります。体調の変化に敏感な方の場合、生理予定日よりも前、たとえば妊娠4週目頃に感じることもあります。通常、妊娠しているかどうかの検査は、生理予定日の一週間後以降に行われますので、妊娠しているとはっきり分かる以前に胃痛が起こることになります。

妊娠超初期の胃痛の症状

妊娠超初期の胃痛の症状

妊娠超初期の胃痛の痛み方はどんなものでしょうか。激痛があるという方は稀ですが、生理前のようになんとなく胃が重く感じられたり、食後にキリキリと小さく痛むことがあるようです。

胃痛とともによく見られるのが、眠気やだるさなど。これら生理前の症状と非常によく似ています。排卵後は高温期に移行していますので、体温も普段より若干高めで、人によってはほてりやのぼせを感じやすい時期ともいえるでしょう。

黄体ホルモンによる胃腸の機能の低下

黄体ホルモンによる胃腸の機能の低下

また黄体ホルモンのはたらきにより胃腸の機能が弱っているため、食べたものを消化するのに時間がかかってしまい、これにより便秘気味になる方もいます。ただし胃腸のはたらきの低下から、便秘ではなく下痢気味になる方もいます。胃酸の分泌の増加により、げっぷや膨満感に悩まされる方も少なくありません。

妊娠超初期の胃痛は流産の兆候なのか?

妊娠超初期の胃痛は流産の兆候なのか?

妊娠超初期にだるさ、ほてり、のぼせ、眠気といった妊娠の兆候を感じると、妊娠を待ち望んでいる方はもしかして妊娠したのでは?と期待してしまいます。しかし生理予定日よりも少し前に、おなかの張りや胃痛などの症状があらわれると、これって化学流産なのでは?と今度は不安に感じてしまうでしょう。

化学流産については以下に詳しく述べますが、妊娠超初期に胃痛があったからといって化学流産が起こったとは限りません。胃痛や腹痛とともに生理状の出血があった場合には、妊娠は成立しなかったことになります。

化学流産とは?

化学流産とは

妊娠超初期に胃痛や腹痛を感じたからといって必ずしも流産したとは限りません。そもそも妊娠の事実が産婦人科での検査で判明するのは、早くても妊娠5週目以降になりますので、妊娠4週目では妊娠しているかどうかも確認できません。

しかし最近では市販の妊娠判定薬の性能が上がり、これを利用してフライング判定をしてしまう人もいるようです。市販の妊娠判定薬を利用できる時期よりも早い時期に利用してしまい、その結果陽性だったので妊娠したと思っていたら、その後生理状の出血があった。このような状態を指して「化学流産」と呼んでいます。

化学流産とは妊娠判定薬では陽性だったものの、その後生理のときのような出血があり、妊娠が成立しなかった状態を指します。受精したものの子宮に着床しなかった場合や、着床はいったんしたもののその後子宮から流れていってしまった場合を化学流産と呼んでいますが、医学的にはこれは流産とは呼ばれません。受精・着床したものの自然に流れてしまうのは、受精卵に問題があったためと考えられます。

妊娠初期の胃痛の原因や症状について

妊娠初期の胃痛の原因や症状について

妊娠初期とは妊娠4週目から妊娠15週目までの時期をさします。安定期と呼ばれる妊娠中期に入るまでは、妊婦さんにとってはつわりの症状に悩まされる時期。妊娠初期のつわりの症状にはさまざまなタイプがあり、大別すると二つに分けられます。

一つはとにかく吐き気と嘔吐が激しい「吐きつわり」、もう一つは満腹になるまで食べ続けてしまう「食べつわり」、妊娠初期の胃痛はこの二つのタイプのどちらからでも生じます。

胃酸の分泌過多による胃痛

胃酸の分泌過多による胃痛

黄体ホルモンの影響により、消化機能が低下していると、食べ物の消化に時間がかかってしまいます。体は胃の内容物を消化させようと、胃酸の分泌を多くすることで対応しますが、胃酸の分泌が多くなると、胃の粘膜が荒れてしまったり、炎症を起こすことがあります。胃の粘膜の荒れはそのまま胃痛につながります。

場合によっては、みずおちの辺りに痛みを感じることもあります。症状が悪化すると吐き気や嘔吐を伴います。

自律神経の乱れによる胃痛

自律神経の乱れによる胃痛

交感神経と副交感神経のバランスの崩れもまた胃痛を引き起こします。自律神経はストレスや過労、不規則な生活習慣などにより乱れてしまいます。

胃酸の分泌や胃腸のぜん動運動を促すのは副交感神経で、反対にこれらの動きを抑える役目は交感神経にあります。副交感神経と交感神経のバランスが取れていれば、胃酸の分泌は適切に行われますが、どちらか一方が優勢になると、胃酸の分泌過多・過少という症状になってあらわれます。日常的にストレスが多い方はすでに慢性胃炎にかかっていることもありますので、妊娠が分かったらストレスの軽減に努めましょう!

胃に負担のかかる食べ物を好む

胃に負担のかかる食べ物を好む

つわりのせいで食べ物の嗜好に変化が出るのも妊娠初期の特徴です。食欲に変化が起こり、食欲不振になったり、反対に食べ過ぎることもあれば、普段はあまり食べない食べ物ばかり食べてしまうこともあります。胃に負担のかかる刺激物を空腹時に食べてしまったり、胃酸の出やすい食べ物や消化に悪いものばかりを摂っていると、胃が荒れてしまいます。

妊娠初期に胃痛があった場合

妊娠初期に胃痛があった場合

妊娠初期に胃痛を感じた場合、市販の胃薬を服用しても差し支えないのでしょうか。慢性的な胃炎の症状を持つ人は妊娠前から服用している薬があるかもしれません。妊娠後も引き続きその胃薬を服用していいかどうか、必ず検診を受けている産婦人科で確認するようにしましょう。

妊娠中に胃痛がはじまった方に関しては、市販の胃薬を適当に服用する前にかかりつけの産婦人科医に自分の症状を説明し、薬を処方してもらうようにしたほうが安心です。

市販の胃薬の中には妊婦さんは使用を控えたいいものもあります。妊娠していると分かった日から、服用する薬に関しては十二分に注意するようにしましょう。

妊娠初期のつわりと胃痛

妊娠初期のつわりと胃痛

妊娠初期はつわりの症状がもっとも激しい時期で、妊婦さんはみな何かしらの症状の悩まされます。妊娠初期のつわりの種類でもっとも多いのがムカムカとした吐き気。胃の辺りが苦しく、おなかが空いていても、満腹でも、ムカムカとした吐き気を感じてしまいます。

むかつきと胃痛対策

むかつきと胃痛対策

ムカムカとした吐き気と胃痛、どちらか一つでも十分に辛いものですが、妊娠初期には吐き気と胃痛の二つが同時に発生することもあります。むかつきと胃痛に効果的な対策とはどんなものでしょうか?

つわりの症状はホルモンの分泌により生じるもので、症状のあらわれ方はそれぞれの妊婦さんの体質により異なります。つわりの度合いに関しても、症状のあらわれがひどい方もいれば、軽い方もいますが、つわりの症状自体を完全にコントロールすることは出来ません。つわりとともに胃痛がある場合、まずは胃痛の症状を緩和する努力をしてみましょう。

規則正しい食事を心がける

規則正しい食事を心がける

つわりで食事の内容や時間が不規則になっている時期ですが、食事時間は出来るだけ規則正しく守るようにしましょう。少量でも構いませんので、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。

つわりで小食になっていると便秘気味になることもあります。便秘や下痢になると、知らず知らずおなかに力が入ってしまいますので要注意。つわりでムカムカしてたくさん食べられないときでも水分補給は怠らないようにしましょう。スープやお吸い物、おかゆなどの柔らかく、消化のよいものがお勧めです。

胃に負担のかかる食べ物は出来るだけ避ける

胃に無理な負担のかかる食べ物は出来るだけ避けましょう。適量であれば問題ありませんが、香辛料や甘いもの、カフェイン、脂肪分の多い食べ物は度を越すと胃腸に過度の負担をかけてしまい、胃酸の分泌が過多になります。妊娠中は時期を問わずに、胃腸に優しい消化のよいものをたくさん食べるようにしてください。

妊娠初期の胃痛対策

妊娠初期の胃痛対策

妊娠初期の胃痛の主原因は、つわりによる症状と胃腸の機能低下の二つにあります。またホルモンのはたらきにより、精神的にもイライラしたり、気分の落ち込みを感じやすい時期で、ストレスからくる胃痛も起こりやすくなります。

妊娠中ですでに免疫力が落ちていることから、妊婦さんはちょっとしたことからも体調を崩しやすくなっています。どんなに注意しても体調の悪化は避けられない時期だからこそ、自分で注意して出来ることは必ず行うようにしましょう。

胃を空っぽにしない

胃を空っぽにしない

 

妊娠初期はまだ子宮はそれほど大きくなっていませんが、つわりの症状により、胃痛だけでなく胃もたれや膨満感といった症状も併発してしまいます。

胃のトラブルを改善するには、胃酸の分泌量をコントロールすることが不可欠。つわりで苦しいとは思いますが、胃を空っぽにしないようにしましょう。また反対に食欲を抑えきれず満腹になるまで食べるのも望ましくありません。

妊娠初期の理想的な食事の仕方は、一度に食べる量を制限し、満腹になるまで食べないこと。満腹になるまで食べてしまうと、胃がせりあがり胃酸が逆流して吐き気が激しくなります。

胃痛が激しい場合は

胃痛が激しい場合は

ほとんどの胃痛はしばらく胃を休めると症状が自然に改善していきますが、時間がたっても痛みがおさまらず逆に痛み方が激しくなる場合や、日常的に痛みが繰り返して起こる場合、出血を伴う嘔吐がある場合には他の病気も疑われます。単なる胃痛と軽く考えず、早めに検査を受けるようにしましょう。

気分をリラックスさせて一日を過ごす

気分をリラックスさせて一日を過ごす

胃炎の原因の一つは心身性のストレスにもあります。妊娠初期は精神的にも落ち着かず、イライラや怒りっぽくなるといった攻撃的な面に加えて、気分の落ち込みや憂鬱さを感じる時期でもあります。

ストレスや考えすぎからくる胃炎を防ぐには、出来るだけゆったりとした気持ちで一日を過ごすことが大切。気分がいいときには戸外を散歩したり、好きな音楽を聴いたりして、心からリラックスできる環境を作るようにしましょう。

まとめ

妊娠初期や妊娠超初期の胃痛について、その原因や対策方法のポイントを詳しくまとめてみました。妊娠初期のつわりとともに起こる胃痛の原因を知り、効果的な対策を取れるよう知識を蓄えておくことが大切です。

胃痛にもいろいろなタイプがあり、なんとなく胃がもたれる感じから、食べ物も食べられないほどのキリキリとした痛みまで、症状の度合いはさまざまです。ほとんどの場合は食事の仕方や内容を変え、胃に優しい食事を心がけることにより緩和されていきますが、それでも痛みが引かない場合には念のため病院で診察を受けるようにしまょう。

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