妊婦がアイスを食べるときに知っておきたいこと

妊婦がアイスを食べるときに知っておきたいこと いいの 悪いの 注意点は 影響は など

妊娠中に冷たく冷えた食べ物・飲み物を摂るのは良くない、といわれることがあります。妊婦が冷たいものを食べると、おなかが張りやすくなる、体の冷えやむくみ、血行不良につながる、という話もよく耳にします。

おなかが張るおそれがあるなら、妊娠中は冷たいものはなるべく我慢しよう!と思うのは当たり前ですが、なぜか妊娠中は冷たいアイスやシャーベットばかり食べたくなって困る、という妊婦もいるようです。

実際のところ、妊婦はアイスのような冷たいものを避けるべきでしょうか?それとも少しであれば食べても構わないのでしょうか?妊婦はアイスを食べていいの?悪いの?妊婦がアイスを食べるときに知っておきたい情報をいろいろとをご紹介します。

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妊婦はアイスを食べてもいいの?悪いの?

妊婦はアイスを食べてもいいの?悪いの?

妊娠中は冷たいものを食べ過ぎるのは良くない、といわれていますが、食べ過ぎに注意しさえすれば、妊婦がアイスクリームを食べることに問題はありません。

ただし妊娠中に冷たいアイスを際限なく食べると、体に悪影響を及ぼす可能性もあります。妊婦がアイスを食べる際には注意事項を守り、食べ過ぎないようにすることが大切です。

妊娠中にアイスを食べることに関しては、メリットとデメリットの両面があります。妊婦がアイスを食べたい!と思ったら、メリットとデメリットの両方のポイントを知っておく必要があります。

妊娠中にアイスを食べるメリットとは?

まずはじめに、妊婦がアイスを食べることにより得られる良い影響やメリットについて挙げてみましょう糖分を多く含むアイスですが、食べる量や回数に注意すれば妊娠中であってももちろん食べても差し支えありません。妊婦がアイスを食べることには、どんなメリットがあるのでしょうか?

つわりでも食べやすい

つわりでも食べやすい

妊娠初期のつわりで辛いとき、冷たくさっぱりしたアイスを食べたくなるという妊婦が多いようです。つわりの症状はいろいろですが、一般的な傾向としては、温かい食べ物・飲み物よりも、冷たい食べ物・飲み物のほうが食べやすく感じられます。

妊娠初期のつわりで気持ちが悪く、食べ物が喉に通らないときでも、冷たいアイスなら抵抗なく食べられます。つわりで吐き気がするため、何も食べたくないときにアイスを食べるのは、気分転換にもストレス解消にもつながります。

つわりのときに食べたくなるものとは?

つわりのときに食べたくなるものとは?

つわりの症状の出方や度合いには個人差がありますが、大多数の妊婦は吐き気、ムカムカ、食べ物の匂いに敏感になる、といった症状を経験します。食べたくなるものの代表は酸味のあるもの。他にも塩味や濃い味付けを好む妊婦も増えます。

酸味、塩味以外には、揚げ物や味の濃いものが食べたくなる、という妊婦もいます。また酸味や塩味ほどは多くはないものの、甘いものばかり食べたくなった、という妊婦もいます。

つわりになるとある特定の味を好むようになりますが、それと同時に味覚の感じ方にも変化が起こります。妊娠前には普通に食べられたもの、むしろ好きだった食べ物が嫌になることもあれば、反対に妊娠前はとくに食べたいと思わなかったものを好むようになる妊婦もいます。

つわりによる味覚や食欲、そして嗜好の変化は、妊娠に伴うホルモン分泌の変化となんらかの関係があるのでは?と考えられていますが、医学的にはっきりと解明されたわけではありません。

つわりでもアイスは食べられる理由とは?

つわりの特徴として食べ物の匂いに敏感になることが挙げられます。ただ敏感になるだけでなく、匂いのする食べ物が食べられなくなります。熱々の湯気の立った食べ物が我慢できず、炊きたてのご飯や熱々の汁物を見るだけで、吐きそうになる妊婦も大勢います。

このように熱いものを見るだけで吐き気が込み上げる方でも、冷たいアイスなら口当たりよく、気持ち悪さを感じずに食べられます。

また妊娠に伴うホルモンバランスの変化のせいで、妊娠中は熱っぽさ、体のほてり、喉・口内の乾きを感じることが多く、これもまたアイスを食べたくなる原因のひとつです。

気分転換やストレス解消にぴったり

気分転換やストレス解消にぴったり

妊娠中の生活にはいろいろな制約があります。妊娠を心待ちにしていた方でも、妊娠したとわかった途端に毎日の生活や食事にいろいろな制約がかかり、ストレスを感じる方も少なくありません。

糖分を多く含むアイスクリームや甘いデザートなら、そんな妊娠中のストレスを解消してくれます。アイスに含まれる砂糖にはリラックス効果があります。舌で感じた砂糖の甘味が脳に伝達されると、脳からはセロトニンやエンドルフィンが分泌されます。

セロトニンやエンドルフィンには、気持ちをリラックスさせてくれる効果があります。甘いアイスを食べることにより、妊娠中のストレスや疲れを解消、ゆったりとした気分にしてくれます。

妊婦がアイスを食べるデメリットとは?

今度は妊婦がアイスを食べるデメリットについて挙げていきましょう。妊娠中にアイスを食べるデメリットを把握することで、リスクを減らしながら食べるコツを押さえることができるでしょう。

糖分の取りすぎによるリスク

糖分の取りすぎによるリスク

甘いアイスをたくさん食べてしまうと体重が増えてしまうおそれがあります。妊娠中はプロゲステロンの分泌量が増えているため、体が水分や養分を溜め込みやすく、太りやすい状況にあります。

甘いものを食べると気持ちが落ち着き、リラックスできるというメリットがありますが、反対に糖分を摂りすぎてしまうと、甘いもの依存症に陥ることもありますので要注意。妊婦がアイスを食べる際には、あくまでも気分転換、ご褒美的な感覚で食べるようにすることが大切です。

妊娠中の体重管理での体重増加の懸念

妊娠中の体重管理での増加の懸念

妊娠中、特に妊娠中期から妊娠後期・臨月は体重管理を厳密に行うことが大切です。妊娠中の著しい体重増加によりおなかの赤ちゃんの体重が増えすぎると、難産になるおそれも出てきます。また肥満は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の原因になることもありますので、妊娠中の食事内容には格別な配慮が必要です。

妊娠中にアイスを食べたからといってすぐに体重が増加するわけではありませんが、アイスはあくまでもデザート。妊婦とおなかの赤ちゃんの健康にとって大切なのは、滋養のある食材をふんだんに取り入れた食事、栄養バランスの取れた食事です。

アイスやその他のスイーツを食べるのは構いませんが、主食を抜いたり、一度にたくさんの量を食べてしまったり、毎日毎日アイスを食べるといった習慣は望ましくありません。

体を冷やしてしまう

体を冷やしてしまう

アイスに限らず、冷たく冷えた食べ物や飲み物を際限なく摂ることは、妊婦にとって良いことではありまん。冷たい食べ物や飲み物を摂りすぎると、体を冷やしてしまいます。

冷たいものの摂りすぎはむくみや血行不良につながるので、妊婦が冷たいアイスやドリンクの摂る場合には、摂り方や摂る量を配慮することが大切です。

アイスに含まれる添加物が心配

アイスに含まれる添加物が心配

アイスクリームの中には添加物を多く含んでいるものもあります。アイスに含まれる添加物の量はごくわずかで、これによりおなかの赤ちゃんや母体にすぐさま悪影響があるとはいえませんが、それでも妊娠中はできる限りヘルシーな食事をしたほうが安心です。

アイスクリームを選ぶ際には、添加物の有無や乳固形分および乳脂肪分の割合などをきちんと確認するようにしましょう。一般的にいって、乳固形分・乳脂肪分の割合の低いものほど、風味やフレーバーを補うために添加物が多く加えられています。

反対に乳固形分・乳脂肪分の高いものは、素材の風味を活かして作られたものが多く、価格も高くなる傾向にあります。妊婦が食べる場合には、乳固形分・乳脂肪分の高いものを選ぶことがポイントです。

妊婦がアイスを食べるときの注意点

妊婦がアイスを食べるときの注意点

妊娠中にアイスを食べることはNGではありませんが、食べ方や食べる量に注意することがポイントです。妊婦がアイスを食べる際の注意点やポイントについて詳しく挙げていきましょう。

アイスの選び方のポイント

市販のアイスクリームは乳成分の割合によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの三種類に区分されています。それぞれの特徴について見ていきましょう。

アイスクリーム

アイスクリーム

アイスクリームという種別は乳固形分が15%以上で、そのうち乳脂肪分が占める割合が8%以上のものを指します。このタイプはもっとも高級なアイスクリームで、牛乳のリッチな味わいが楽しめます。

牛乳の成分がもっとも多く含まれており、余分な添加物が含まれていないものが多いので、妊婦にはこのタイプのアイスがお勧めです。

アイスミルク

アイスミルクは乳固形分が10%以上、乳脂肪分は3%以上含むものを指します。乳脂肪分が含まれていますが、植物脂肪分が加えられていることもあります。

アイスクリームほどは濃厚ではありませんが、牛乳の味わいはそれなりに楽しめます。牛乳本来のテイストは残しながら、さっぱりした味わいのアイスを食べたい方にお勧めです。

ラクトアイス

ラクトアイスは乳固形分を3%以上含むもので、三つの中ではもっともライトなアイスになります。乳固形分と乳脂肪分の割合が少ない分、香料や合成甘味料などが多く含まれている場合があります。

また乳脂肪分の代わりに植物脂肪分をたくさん配合することで、リッチなテイストに仕上げているものもあります。

氷菓

氷菓

以上の三つ以外のアイスは氷菓と呼ばれています。果汁を凍らせたアイスバーやかき氷風アイス、その他以上の三つ以外のものはすべてこのカテゴリーに入ります。

氷菓にもいろいろな種類があり、天然果汁を豊富に含むタイプは妊婦にもお勧めです。

アイスの種別やカロリーを確認すること

アイスの種別やカロリーを確認すること

アイスの種別について簡潔にまとめてみましたが、お気に入りのアイスがある場合はまずそのアイスの種別を確認してみましょう。

成分表示表には種別や乳脂肪分、乳固形分をはじめ、カロリーや栄養素など詳しく表示されていますので、まずは製品表示欄を確認して、日ごろ食べているアイスのカロリーや添加物の有無などをきちんと確認するようにしましょう。

アイスのカロリーについて

アイス

出典:exoticartz / Shutterstock.com

アイスのカロリーは種別や原材料によっても異なりますが、カロリーの高いものになると一個で400カロリー近くになります。平均的には一個(一本)200カロリーから300カロリー程度。かき氷タイプのアイスの中に100カロリー以下のものもありますので、アイスといってもカロリーの高さ・低さはいろいろ。

基本的にはアイスミルクやラクトアイスに比べると、乳脂肪分の高いアイスクリームのほうがカロリーが高い傾向にあります。しかしラクトアイスの中には植物脂肪分の割合が多く、かえってアイスクリームよりもカロリーが高いものもあります。アイスを選ぶ際には種別だけでなくカロリーにも注意しましょう。

食べる量と回数に注意すること

食べる量と回数に注意すること

アイスを食べる量と回数に十分に注意しましょう。毎日毎日アイスを食べるのは明らかに食べすぎですので、自分で決まりを作り、食べる量と回数を制限するようにしましょう。

アイスの食べ方のポイント

アイスの食べ方のポイント

アイスを満足いくまでいっぱい食べたい方は、食べ方に一工夫することで食べすぎをおさえることができます。アイスをきれいな器に盛り、カットフルーツやドライフルーツを加えてパフェ風デザートにすると、満足感の得られるデザートを手早く用意できます。

アイスに加えるものはお好み次第、プリン、クッキー、ヨーグルト、フルーツコンポートなど、加えるものをいろいろ選ぶ楽しみもあります。

手作りアイスもお勧め

手作りアイスもお勧め

妊婦には市販のアイスだけでなく、牛乳や生クリームに季節の果物を加えた手作りアイスもお勧めです。

カロリーをおさたい方は牛乳や生クリームを使わずに、果物の果汁にレモンや蜂蜜を加えたシャーベットもお勧めです。手作りアイスなら添加物の心配もありませんので、妊婦でも安心して食べられます。

まとめ

妊婦がアイスを食べるときに知っておきたい情報をご紹介しました。冷たくさっぱりしたアイスはつわりで気持ちが悪いときにぴったりです。

食後のデザートとして、また食間のおやつとして、冷たいアイスは妊娠中の疲れやストレスをすっきり解消してくれます。妊婦がアイスを食べる際の注意点を守り、出産予定日までのマタニティライフを楽しみながら乗り切りましょう。

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